受験のモチベーションを保ち続けるために
では、やる気になった子供が高校受験のモチベーションを保つために親ができることを、下記参考リンクをもとにご説明していきましょう。
結果ではなく経過を褒める
問題に正解することも大切ですが、正解するまでの経過を見つつ挑戦する気持ちを褒めましょう。問題への取り組み方や正解までのアプローチの仕方を見極めて、正解へと導くアドバイスをすることが必要です。それによって子供は自分で問題を解いたという達成感を得ることができ、次の問題に挑戦しようという意欲につながります。
成功体験を増やす
子供に進歩が見られたときは、以前よりできるようになったポイントを挙げて具体的に褒めましょう。「自分でもできる」という成功体験の積み重ねによって、子供は自信をもつことができます。
不登校の体験談や失敗談を聞く
共感を得られるような体験談や失敗談を聞く機会を作りましょう。子供は自分だけができないと考えて萎縮してしまう場合があります。そのため、失敗談などを交えてコミュニケーションをとることで、自分だけではないという共感を得ることができます。
子供が伸び伸びと勉強して本領発揮するには、安心感を抱かせることが大切です。
不登校だった子供の体験談とその後についてはこちらの記事にまとめてあります。
分からないことを先延ばしにしない
問題を間違えること自体は悪いことではありません。勉強で最も良くないのは、間違えた問題を次に生かせないことです。何度やってもできない単元があるとそれが弱点となり、自信を喪失する原因になってしまうのです。間違えた問題は何度も繰り返し解いて、弱点にしないことが肝心です。
心理カウンセラーに相談する
関東自立就労支援センターの「不登校・登校拒否について」に不登校の子供の気持ちやどのような精神状態に陥るのかが解説されています。
いくらあがいてももがいても、皆と同じようには学校へ行かれそうもなく、だんだん仲間たちから置いていかれる自分を引け目や負い目から責めているうちに、自分がダメ人間だと思えてくると自分自身がいやになり、強い自己嫌悪に陥ってしまいます。
(引用元:不登校・登校拒否について|関東自立就労支援センター)
子供がつらそうにしている場合は、心理カウンセラーに相談することも考えましょう。進学の準備をする前に、心のケアをし子供が安定した精神状態で生活を送ることが第一です。
まとめ
子供が不登校になり家でつらそうにしている姿を見るのは、親としてしのびないでしょう。中学校にどうしても通えないならば、心機一転、高校からは通ってほしいと願う親御さんも多いのではないでしょうか。しかし、本人が行きたくない高校に無理に行かせるのは良くありません。
子供の意思を聞かずに進学を決めてしまったとしても、不登校が悪化する可能性や高校に休まず通えるかという不安が残ってしまいます。
子供としっかりと話し合い、本人が行きたいと思える学校を選ぶようにしましょう。
参考
中学生の不登校、高校受験はどうする?|Cafeducation
不登校だと高校受験で不利になる?欠席日数の目安は?不登校でも安心な高校もチェック!|明聖高等学校通信高校生ブログ
中3不登校の親に伝えたい「不登校から進学できる高校」〜私の実体験から ~|キズキ教育塾
通信制高校・全日制高校・定時制高校のしくみ比較表|通信制高校ナビ
通信制高校のメリット・デメリット、全日制・定時制との違いも徹底比較!|ズバット 通信制高校比較
不登校の子どもを持つ親のストレス。母親だってイライラする!我慢する必要はない|シーアカフェ
不登校の現状に関する認識|文部科学省
内申書とは?内申が高校入試でどう活用されるのか知っておこう!|栄光ゼミナール
【3】公立高校 入試の仕組み|和塾
2016埼玉県公立高校受験必勝マニュアル Chapter.03【制度】県内私立高校の入試制度|スクール21
通信制高校とは?|通信制高校ナビ
定時制高校とは|おおぞら高等学院
不登校・登校拒否について|関東自立就労支援センター
平成30年度クリエイティブスクール入学者対象アンケート調査結果|神奈川県
試験・内申なしの公立高校、神奈川県の「クリエイティブスクール」とは?|通信制高校ガイド
都立高等学校 これまで設置してきた多様なタイプの学校|東京都教育委員会
地域連携アクティブスクール|千葉県教育委員会
不登校サポートセミナー~不登校からの進路選択~|千葉県子どもと親のサポートセンター 支援事業部
不登校支援のための公立高校、埼玉県の「パレットスクール」とは?|通信制高校ガイド
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