自由研究のまとめ方のコツ
ここまで、恐竜の自由研究におすすめのテーマについて紹介してきました。テーマを選んだら、実際に研究をまとめて提出しなければなりません。ここからは、自由研究をまとめるコツについて解説していきます。ポイントとなるのは、課題の要件の確認、構成、見せ方の3つです。
課題の要件を確認しよう
自由研究を始める前に確認しておきたいのは、課題の要件です。せっかく時間をかけて頑張った自由研究でも、事前に指定されている要件を満たしていなければ、評価が下がってしまったり再提出となってしまう可能性があります。
課題の要件は、自由研究を始める前、調べたことをまとめる前、まとめが完成した後の3回確認しておけば安心です。子供が確認を忘れていて、作成途中で内容が指定された要件からずれてしまってきているようでしたら、保護者の方がアドバイスしつつ軌道修正してあげてください。
構成はどうする?
自由研究をまとめるときに重要な要素の1つが構成です。しっかりとした構成は、調査内容を分かりやすく的確に伝えることにもつながります。
基本的な構成の型は以下の通りです。
- 題名
- 研究の動機(研究テーマを選んだ理由やきっかけ)
- 研究方法(調べた方法や準備した道具・材料について)
- 研究結果(分かったこと)
- 考察(考えたこと・感想)
- 参考文献(参考にした本やサイト)
題名は、自由研究の「顔」ともなりますので、分かりやすく、人目を引くものにできるといいでしょう。図書館や本屋に行って、さまざまな本のタイトルを参考にするのもおすすめです。構成について学校からの指定がある場合には、それに従ってください。
見せ方を工夫しよう
自由研究はただ作って終わりではありません。自分以外の人に、調べた内容を分かりやすく伝えるために、見せ方を工夫することが大切です。
恐竜を年代別に紹介する場合には、簡単な年表があると分かりやすくなります。大きさを比較する際や、種類ごとの違いを強調するために、文章とともに恐竜の絵を描いてもいいでしょう。見出しを太字にしたり、色を変えてみたりして、全体にメリハリをつけるのもおすすめです。
おわりに
恐竜の自由研究のテーマ例、まとめ方や見せ方のコツなどについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
自由研究によって養われる、何かを調べて他者に分かりやすく伝える力は、学校でのレポートや大学での研究、将来の仕事においてもきっと役立つことでしょう。何より好奇心を原動力として新たな知識を獲得し、興味関心の幅を広げていくプロセスは、勉強すること、学ぶことの醍醐味を味わえるとても貴重な経験となります。保護者の方ができることは、子供の自主性を尊重しつつ適切にサポートすることです。この記事が、子供の夏休みの自由研究を有意義なものにするための一助となれば幸いです。
参考
恐竜やアンモナイト等の絶滅は「小惑星衝突により発生したすすによる気候変動」が原因だった|東北大学
アオバサイエンティア vol.32|東北大学大学院理学研究科・理学部
自由研究のまとめ方 4つのポイント!簡単・完璧!|AllAbout
自由研究は我が子研究! 親子でテーマを考えよう|AllAbout
プロが伝授 自由研究のカッコイイ見せ方・まとめ方 |日経DUAL
みんな大好き!恐竜を自由研究のテーマにしよう!|スタディサプリ
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