夏休みの自由研究のテーマを恐竜にしようと考えている子供は多いのではないでしょうか。年代や種類、大きさなど、さまざまな切り口から考察することができる恐竜は、自由研究の題材にピッタリです。恐竜好きの子供であれば、楽しみながら学ぶことができ、さらに興味関心を広げるいい機会にもなるでしょう。そこで今回は、恐竜の自由研究のテーマ例やまとめ方、第三者に分かりやすく伝えるための見せ方のコツを解説します。ぜひ、参考にしてください。
もくじ
恐竜の自由研究のテーマ例
恐竜の自由研究と言っても、取り組み方は一様ではありません。どこに焦点を当てるかによって内容は変わってきます。以下、恐竜の自由研究におすすめのテーマを紹介していきます。
年代別に恐竜を紹介
自由研究のテーマとして、年代別に恐竜を紹介してみてはいかがでしょうか。
46億年前に誕生した地球の歴史は、古生代・中生代・新生代と大きく3つに分けることができます。なお、古生代の前に約40億年続いた先カンブリア時代があります。
恐竜が生きた時代は中生代です。中生代はさらに細かく三畳紀・ジュラ紀・白亜紀の3つに分けられ、最初の恐竜が現れたのは三畳紀の後半、2億2千万年ほど前になります。絶滅したのは、白亜紀の末、今から約6,500万年ほど前です。
各時代の地球環境の変化に応じて、恐竜もその姿を変えてきました。三畳紀・ジュラ紀・白亜紀に分けて恐竜を紹介することで、恐竜の進化について学べるとともに、地球の歴史にも目を向けることができるでしょう。
種類別に恐竜を紹介
恐竜には、ティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルス、ブラキオサウルスなど、さまざまな種類があります。種類ごとに恐竜を紹介することで、恐竜の名前をたくさん覚えることができますし、恐竜ごとにその特徴を記すことで知識も深まります。肉食・草食・雑食など、食性によって恐竜を分類して紹介するのもいいかもしれません。
恐竜の種類や分類を掘り下げて学んでいくことで、それまで考えてもみなかった意外な事実に突き当たることもあるでしょう。例を挙げると、一般的に恐竜と呼ばれている首長竜や魚竜、翼竜が分類学上は恐竜ではなく大型爬虫類とされることや、鳥類が恐竜に分類される場合があること、学術的にはより厳密に非鳥類型恐竜と呼ばれることなど、大人でも知らないような知識に触れることは、子供の好奇心を刺激するはずです。