(2)その「校舎」の合格実績を確認する
良い塾を選ぶためのコツ2つ目は、通う塾の校舎の合格実績を確認することです。受験指導に力を入れている学習塾であれば、校舎内に前年度の合格実績を掲示しているという塾も多くあります。
合格実績は全校舎の合格実績を合計したものである可能性があります。その校舎単体の合格実績を聞かないことには、理想の受験指導と現実との間にギャップが生まれてしまうかもしれません。受験を見越して通塾を検討する場合には、問い合わせの際にその教室の合格実績を聞いてみましょう。
ただし合格実績数が少なくても、そもそも志望していた生徒の人数が少なかったという場合もあります。可能であれば何人が受験して、何人が合格することができたのかを具体的に聞いてみるといいでしょう。
(3)子供の負担になりすぎないようにする
良い塾を選ぶためのコツ3つ目は、子供の負担になりすぎないような塾を選ぶことです。せっかく通塾するのであれば、子供には進んで勉強をしてもらい、豊かな学力と学習習慣を身につけてほしいというのが親の願いでしょう。しかしその熱意が強すぎるあまりに、あれもこれもと子供に押し付けないように注意することが必要です。
例えば友人からの口コミも良く、定期テストや受験の対策講座が充実している塾を選んだとします。学習量と勉強時間は確保されますが、突然の生活の変化に子供は精神的に追い込まれてしまうことがあるかもしれません。
月々の受講カリキュラムは、相談次第で適宜変更することができるものです。子供の様子や定着度を見ながら、我が子に合った通塾スタイルを模索していくことも大切です。
おわりに
塾に通うことは学力を向上させてくれる可能性がありますが、子供や親の時間、そして月謝など時間とお金を費やすものです。限られた時間や費用の中で子供の力を最大限に伸ばす環境を探すためにも、ご紹介した5つの原則やコツを軸に塾を選んでみてください。
参考
日本のまんなか意識調査学習塾に関するアンケート調査結果|フリモリサーチ
「夏期講習」親子で異なる、選ばれる塾の条件とは?|Yahoo!JAPAN
学校外教育活動に関する調査2017|ベネッセ教育総合研究所
【データで語る日本の教育と子ども】 第2回 放課後のもう一つの学校、「学習塾JUKU」を考える|CHILD RESEARCH NET
塾選びのコツ|塾ナビ
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