(4)通いやすい距離にあるか
家から通いやすい距離にある塾を選ぶことも大事です。子供の中には授業後に先生に質問をしたり自習をしたりなど、夜遅くまで塾に残る子もいます。送り迎えができない場合は、子供がすみやかに、そして安全に帰宅できるルートで帰ることができる場所にある塾が理想でしょう。
ただし、理想の塾の基準は親子で異なっている可能性があります。親は家から近いところがいいと思っていても、子供も同じ気持ちであるとは限りません。子供によっては、友達や同じ学校の子供がなるべくいないような塾へ行きたいと思っている可能性もあります。そのため、距離や利便性だけでなく、総合的な判断で塾を選ぶといいでしょう。
参考
「夏期講習」親子で異なる、選ばれる塾の条件とは?|Yahoo!ジャパン
(5)無理のない費用で通えるか
無理のない費用で通わせましょう。月謝は塾によって異なり、また学習の形態や受講する講座の数によっても異なります。個別指導は集団指導よりも高いことが多く、個別指導で複数教科を受講する場合には負担は大きくなりやすいでしょう。
また塾では学力を定着させるため、講習や特別授業が行われることもあります。特に受験対策コースの場合は過去問題の実践練習や模擬試験を受けることもあり、普段の授業料に上乗せされる金額も大きくなりやすいでしょう。
子供に勉強をしてほしいという気持ちが強くでも、そのために家計が苦しくなると継続するのが難しくなってしまうかもしれません。入塾を検討する際には、通常の月謝に加えて夏期講習、テスト対策授業など追加講座の有無や料金についても詳しく聞いておきましょう。
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「夏期講習」親子で異なる、選ばれる塾の条件とは?|Yahoo!ジャパン
【要確認】良い塾選びのコツ3点
上記でご紹介した5つの原則でいくつかの候補が挙がったら、その中で特に「良い塾」を選ぶ必要が出てきます。今回はさらに良い塾を選ぶためのコツを、3つご紹介します。
(1)知人の口コミを参考にする
良い塾を選ぶためのコツ1つ目は、知人からの口コミです。インターネット上に書かれているような口コミではなく、近しい知人からの口コミを参考にするといいでしょう。
たとえば「仲の良い友達が通っている」、「その塾へ通い始めてから成績が向上した友達がいる」など、具体的な人物からの口コミは有用です。身近な人物からの口コミに耳を傾けることで、より塾内の雰囲気をリアルに把握することができます。
その際「学校ごとの実際の定期テストの過去問題を使って授業をしてくれる」、「若い先生が多い」、「宿題を忘れた場合は必ず居残りになる」などのような具体的な話を聞き出しましょう。
また塾によっては友人紹介制度を設けている場合もあり、安い月謝で通えることもあります。そろそろ塾へ通ったほうがいいかな? と思ったら、まずは塾に通っている友達や保護者の話を聞いて、おすすめされた塾があれば話を聞きに行ってみるといいでしょう。
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「夏期講習」親子で異なる、選ばれる塾の条件とは?|Yahoo!ジャパン