子供が水いぼができた!家庭でできる対処法を知りたい! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

水いぼの治療法はどんなものがある?

症状の見た目にかなりインパクトがあり、家庭内で他の兄弟に伝染することを考えると何らかの治療をしなければいけないと感じます。ここでは代表的な水いぼ治療の方法をご紹介します。

自然治癒を待つ

水いぼは、ほぼ自然治癒するものと言われています。たくさん発疹ができたとしても身体への影響はなく、跡も残らずに治ります。ただし、ウイルスが弱いので免疫ができにくいのが特徴です。自然治癒を待つと半年から1年の時間を要する可能性があります。

ヨクイニンや漢方薬を服用する

 

(参照元:yureijiken|Instagram)

ヨクイニンは、はとむぎ茶に含まれる成分で、皮膚のウイルス感染に対する免疫力を高めることで、いぼや肌荒れに効くといわれています。病院では2歳くらいから錠剤を処方しますが、ラムネのようにボリボリと食べることができるので、「お薬を飲む」というイメージではないかもしれません。市販もされています。水いぼの治療としては痛くありませんが、やはり2~3ヶ月の期間を要する可能性があり、毎日服用する必要があります。

ピンセットでつまんで取る

(参照元:yukiyuki.1212|Instagram)

水いぼを最も早く治す方法です。医療機関で1つずつピンセットでつぶしていきます。痛みがかなり強いので、小児科などでは皮膚に麻酔テープをしてから行うところもあります。この麻酔テープは保険適用の枚数に上限があるのがデメリット。またあまりにも痛がってしまうと1度に取りきれないこともあり、小さな子供には難しいと言われている治療法です。

硝酸銀ペーストで灼く

硝酸銀のペーストを水いぼの一つひとつに塗り、枯れて自然に落ちるのを待つ治療法です。痛みが少なく数週間で治るのがメリットですが、硝酸銀ペーストを付けたところが黒くなるため見栄えが悪いこと、ケロイドになってただれることがあるのがデメリットといえます。

スピール膏で灼く

スピール膏は本来うおのめやたこを治療する薬ですが、水いぼの治療に使うこともできます。水いぼの一つひとつに貼ることになるのですが、数が多い場合などは周囲の皮膚が炎症を起こしてしまうことも考えられます。また一つひとつに貼る手間はかなりのもので、痛みはありませんが絆創膏のかぶれなどにも注意が必要です。