矯正治療に関するよくある質問
Q. 矯正治療が失敗するのはどんな場合?
計画していた矯正治療の結果が得られない場合には、下記のような様々な原因が考えられます。
- 患者さんの協力が得られない場合。(予約を守らなかったり、患者さんの協力による装置の使用の理解が得られないとき)
2.患者さんの成長発育が治療計画時の予測を超えている場合。(過成長や劣成長になった場合)
3.口腔習癖や口呼吸など、口腔機能に不正咬合の原因があり、それを本人も含めて治せない場合。
4.転居や転医で治療方針が一定しない場合。(引っ越しや主治医の変更に伴う場合が多い)
(引用元:子どもたちの歯並び・かみ合わせの治療に関するQ&A|公益社団法人 日本小児歯科学会)
Q. 矯正治療を終え、数年経って歯並びが悪くなると再度治療が必要?
矯正治療は装置を外したあと、そのままにしておくと後戻りすることがあります。したがって一般的には良くなった状態を保持するための保定装置を装着します。マウスピースのような簡単な取り外しの装置から裏側から見えないように細いワイヤーで固定することが多いようです。
歯並びやかみ合わせは口唇、頬、舌など口の周りの筋肉の影響を受けています。歯ならびが再び悪くなってきた理由はさまざまありますので、原因により再治療の費用も異なります。
そのためにも、治療を開始する際にしっかりと説明を受け、十分納得してから治療を開始しましょう。
(引用元:子どもたちの歯並び・かみ合わせの治療に関するQ&A|公益社団法人 日本小児歯科学会)
Q. 矯正治療の料金が高いほど、技術の高い治療を受けられるの?
一概にはそうは言えません。
(中略)
治療に関する説明や医院の雰囲気、近所の評判等も参考にして、しっかり考慮され金額だけでは決めない方が良いと思います。
(引用元:子どもたちの歯並び・かみ合わせの治療に関するQ&A|公益社団法人 日本小児歯科学会)
終わりに
子供のうちに矯正治療を終えておくことで、将来の負担が軽くなります。歯科医院の選び方を参考にしながら、子供の要望に合う歯医者さんを選んでみてはいかがでしょうか。
参考
子どもたちの歯並び・かみ合わせの治療に関するQ&A|日本小児歯科学会
こども(乳歯列期・混合歯列期)の矯正治療|IDC井荻歯科医院
子どもの矯正歯科治療、始める前に”ココ”をチェック!|日本臨床矯正歯科医会
子供の“歯の矯正”の必要性は?治療法や費用に関して紹介!|EPARK