本当に必要?子供の歯科矯正の種類から歯医者選びのポイントまで解説

子供の歯並びの状態に合わせて行うのが矯正治療です。今回は、矯正治療の必要性やメリット、デメリット、具体的な処置方法、よくある質問などについてご紹介します。

子供の歯科矯正について

子供の方が矯正しやすい

矯正の目的は永久歯がはえそろった際に、うまく噛み合わさるようにすること。例えば、家を建てる際の基礎工事のように、矯正治療は土台作りになります。歯は、顎や歯槽骨(しそうこつ)などを土台にしてはえてきますが、大きさや位置が正しくないと、うまく噛み合わさることができなくなります。

正しい噛み合わせを実現するために、矯正は治療のタイミングが重要。適切な開始時期は、顎や歯並び、骨の状態から総合的に判断します。ただ、永久歯にはえ変わる前の6~10歳ごろからが適切と考えられています。すべて永久歯になると歯を整えるスペースの確保がむずかしくなってしまうため、なるべく早い段階での矯正治療をおすすめします。

矯正の時期によって費用が異なる

矯正治療では、歯のはえ変わる3~10歳を「第一期治療」、中学生以降を「第二期治療」と二段階に分けています。第一期治療では乳歯の矯正治療を行い、10~40万円以上の費用がかかります。第二期治療では永久歯への矯正治療を行い、30~60万円以上の費用がかかります。基本的に健康保険の適用外となるため、予算を確保した上での受診が望ましいです。なお、歯科医院によっては分割払いやローンを組むこともできます。

参考

時期が早いほど安く効果的!子供の矯正費用を熟知しておこう|EPARK

矯正治療のメリット

顎を正しく成長させられる

特に第一期治療では、顎の成長を整えるのが主な目的です。この時期の矯正では、上下の顎のバランス、大きさを整えることができます。

抜歯をせずにすむことも

大人になってから矯正する際には、抜歯が必要なケースもあります。これは顎のスペースが狭いことが原因。子供の矯正なら、顎を広げて抜歯をせずにすむこともあります。

成人してからの矯正が不要に

子供のときにしっかりと矯正していれば、大人になってからする必要はありません。仮に必要性が生じたとしても、短期的な治療で良い効果が得られると考えられています。

歯の異常を定期的にチェックできる

矯正中は約1~2ヶ月に一度、定期的なチェックを受けられます。矯正以外の虫歯や歯肉炎といった症状のチェックも同時に受けられるため、悪化する前に対処できるでしょう。