必ず叱った方が良い場面とは?
命に関わるような危険なことをしたとき
子供が命に関わるような危険なことをしたときは、その場で必ず叱りましょう。そして叱るときは「どうしてダメだったのか」を子供がわかるように伝えることが大切です。
例えば、子供が遊びに夢中で道路に飛び出してしまったときや危険な物に触ろうとしたときなどは、その場ですぐにその行動を止めて「どうして危険なのか、今後はどうすれば良いのか」を落ち着いて伝えるようにしましょう。
親としては思わず声を荒らげてしまいそうになるかもしれませんが、一旦深呼吸をして、落ち着いて伝えた方が子供は理解できます。
重要な約束を守らなかったとき
子供が重要な約束を守らなかったときは、叱った方が良いでしょう。
例えば、以前子供が危険な場所で遊んでいたときに「危険だから今後は遊ばない」という重要な約束をしたのに、子供がその約束を守らなかったといった場合は、約束を守らなかったことに対して叱るようにしましょう。
子供自身も「危険だからダメ」という理由を聞いた上で約束をしているので、約束を破ってしまったことに対して反省の気持ちを持つことができます。
ただし、約束を守ることは大切ですが、子供がそれほど重要ではない約束を破った場合は強く叱る必要はないかもしれません。「ついうっかり」ということもあるからです。
そのようなときは子供とよく話し合い、注意をする程度にとどめても良いでしょう。
子供をしつけるときは愛情表現を忘れずに
子供を大切に思うあまり、子供をしつけるときに 頭ごなしに怒ってしまったり、つい強い言い方になってしまったりと、「わかっているのに子供を傷つけてしまった」と後悔してしまう親御さんは多いのではないでしょうか?
毎日一生懸命子供と接しているので、つい感情を抑えられず失敗してしまうこともあるでしょう。
しかし、しつけというものは、その子供のことを大切に思う愛情が前提としてあるからこそ自然に行うものです。
親の表情や口調から、その愛情が子供にしっかりと伝われば、子供も素直に親が言っていることを聞き入れることができるでしょう。
「あなたのことが大切なんだよ」という愛情表現を忘れずに、必要なことを子供に伝えるようにしましょう。
参考
上手な子どものしつけ方 ~5つのポイントをご紹介~|ベネッセ 教育情報サイト
【医師監修】子供のしつけはいつから?月齢・シーン別の怒り方|マイナビウーマン子育て
子どもを脅すしつけ「ダブルバインド」あなたも知らずにやっているかも!?|hapimama
子供を叱る時にやってはいけない!NG叱り方10か条|All About