子育て中のママ必見!子供のしつけNG行為11選と必ず叱るべき場面 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

人格を否定する言葉や子供を突き放す言葉を使う

「あなたなんて生まれてこなければ良かったのに」といった人格を否定する言葉や、「勝手にしなさい!」「出ていきなさい!」といった子供を突き放す言葉は、絶対に使ってはいけません。

このような言葉を浴びせられた子供は、心に深い傷を残してしまいます。トラウマになってしまい、大人になっても苦しみ続けることもあるので、絶対に使わないようにしましょう。

しつけとして子供を叩く

どんなに子供が悪いことをしたとしても、しつけとして子供を叩くような「体罰」を与えてはいけません。

体罰を与えられることによって「親がどうして怒ってるのか?」という理由が伝わりにくいだけでなく、恐怖心から子供の心に深い傷を残してしまいます。

また、「次も叩かれるかもしれない」といった恐怖心から、うそや隠しごとをして自分を守ろうとしたり、「悪いことをしたら叩いてもいいんだ」と勘違いして友達に乱暴を加える可能性もあります。

しつけとして子供に体罰を与えるのではなく、必要なことは言葉で伝えるようにしましょう。

脅しながらしつけをする

「遊んでいるならご飯下げちゃうわよ!」「そんなに家に帰りたくないなら保育園に置いていっちゃうわよ」などのように、脅すことで子供を従わせてはいけません。

親が子供に対して「脅しながら従わせる」ということを続けてしまうと、子供は親の真似をして関わる人に同じことをすることがあります。

例えば、友達に「おもちゃを貸してくれないなら一緒に遊んであげない!」と言って従わせようとしたり、親に「ゲームを買ってくれるなら勉強してあげる」と条件を付けたりと、知らず知らずのうちに人を脅す子供になってしまう可能性があります。

「脅しながら従わせる」という習慣をつけないためにも、子供にはただシンプルに「してほしいこと」や「必要なこと」だけを伝えるようにしましょう。

いつまでも昔のことを引っ張り出して叱る

子供をしつけるときに、いつまでも昔のことを引っ張り出して叱るのはやめましょう。

親としては大切なことだから何回も言うのかもしれませんが、子供にはその意図が伝わっておらず、「昔のことを今でも叱られ続けている」と感じている可能性があります。

昔のことをいつまでも言い続けると、かえって親の伝えようとしていることが伝わりません。昔のことは一旦しまって、叱り続けるのはやめましょう。

誰かと比較する

しつけをするときは、誰かと比較しないようにしましょう。「お友達の方が上手だね」「お兄ちゃんはもっとできたのに」というように誰かと比較してしまうと、ひがみやすい子供になってしまいます。

また、子供が比較された相手に対して嫌な感情を抱く可能性もあるでしょう。

子供のころから誰かと比較され評価され続けると、子供の自己肯定感が下がり、大人になってからも誰かと比べないと自分の価値を見出せないようになってしまいます。

誰かと比べず、「あなたはあなたのままで大切な存在なんだよ」ということを伝えてあげることが大切です。

両親が一緒になって叱る

子供をしつけるときに両親が一緒になって叱るのはやめましょう。両親から同時に叱られてしまうと、子供は逃げ場所がなくなってしまいます。

お母さんが叱るときはお父さんはフォローする、というような形が理想的です。

「そんなことをしたら親のどちらかが嫌われるのでは?」と心配な場合は、両親が話し合い、叱る役回りをあらかじめ決めておくと良いでしょう。

例えば、「~に関してはお父さんが叱る、別のことはお母さんが叱る」というようにあらかじめ決めておけば、子供が片方の親だけを嫌いになることはないでしょう。