羊と鋼の森の読書感想文の例
読書感想文の書き方のポイントにならい、『羊と鋼の森』の読書感想文の例をご紹介します。学校によって読書感想文の最低文字数は違うので、これから紹介する例はあくまで参考程度にしてください。
読書感想文を書くために本屋さんに行き、何の本を読もうか選んでいる時に「ベストセラー小説」と掛かれた羊と鋼の森が目に入りました。
この作品を知らない人はこのタイトルを見てどんな内容なのか想像できる人は少ないと思います。私もその一人で、プロローグを読んでみると『ピアノ調律師のストーリー』でした。
ピアノを弾いたことがないけれど、ベストセラーだし読んでみようかなと思い、購入しました。
この本を読んでいるうちに『羊』『鋼』『森』がピアノに通じるものだということが分かりました。
- 将来が不安に思う人
- 自分には才能がないと思っている人
- 音楽に精通している人
- 音楽に興味がある人
- 森などの自然が好きな人
に読んでもらいたい本です。
この本は、調律師を目指す青年の物語です。
主人公の外村は高校の体育館で天才調律師と出会い、その音色に魅了され調律師を目指し専門学校へ進学します。
主人公の外村は目立った才能もなく、平凡に専門学校を卒業し楽器店に就職し、一人前の調律師として挫折や努力をし成長していきます。
それぞれの調律したピアノがそれぞれの音色をかなで、それが文字で伝わってきて読んでいて心地の良い文章です。特に急な展開もなく、ピアノの音色、森の音、調律の様子が分かりやすく表現されています。
小説がとても面白く、映画も見ました。小説の美しい風景や音色が映画ではより一層表現できていました。主人公外村君が失敗し、葛藤する様子も描かれていて、ついつい胸が熱くなるシーンが多々ありました。
『羊と鋼の森』を読んで、たとえチャレンジが失敗してもくじけずにコツコツ努力を続け、諦めない心を身につけたいと思いました。調律師という仕事を自分の生活に置き換えて考えることができる良い小説でした。
まとめ
羊と鋼の森の読書感想文の書き方や例文についてご紹介していきました。読書感想文を書くときのポイントは以下の通りです。
- 本を選んだ理由
- 誰におすすめするのか
- あらすじは短く
- 映画と原作に触れる
- 読み終えてからの心境
スムーズに読書感想文を書くことができるので一度試してみてはいかがでしょうか。
参考
【羊と鋼の森】読書感想文あらすじ・例文(ネタバレ注意)|読書感想文の書き方
何をどう書く?読書感想文の書き方。導入・あらすじ・締めくくりの要素別解説|School post