読書感想文を書くときのポイント
『羊と鋼の森』を読んだけど、読書感想文をどうやって書けばいいか分からない……という方のために読書感想文を書くときのポイントを5つ紹介します。
この5つのポイントを知っておくと、読書感想文をすらすら書くことができるでしょう。また、この読書感想文を各ポイントは『羊と鋼の森』以外の本でも応用できますので、書き方のポイントはしっかり覚えておきましょう。
なぜこの本を読もうと思ったのかを書く
『羊と鋼の森』を読もうと思った理由は何か思い出しましょう。
- ベストセラー小説だから
- 映画を見たから
- タイトルの意味がわからなかったから
- メディアに取り上げられていたから
かっこいい理由を書こうと思わず、率直に思ったことを書きましょう。
この本をおすすめする理由を書く
『羊と鋼の森』を読んだ後に、この本をおすすめする理由を書きましょう。もしくは、どんな人に読んでもらいたいかを書きましょう。
- 音楽に無知だけど、少し興味がある人におすすめ
- 自分には才能がないと思っている人に読んでもらいたい
- 将来の夢について悩んでいる人に読んでもらいたい
- 森などの自然を思い浮かべたい人におすすめ
- 仕事がうまくいっていない人におすすめ
など、読書感想文の序盤におすすめする理由や、おすすめする対象を明確にすることで、この本の良さを語りながら最後のまとめへと導きやすくなります。
あらすじは短く書く。ダラダラ書かない
次にこの作品のあらすじを短く書きましょう。特にあらすじは、読んだことがない人にもストーリーが分かるように書くことがポイントです。本の内容を細かく書いていくとネタバレになってしまうので、あくまであらすじを読んで続きが気になる! と思えるように書けば完璧です。
映画と原作との違いについて触れる
小説を読み終えて時間があれば映画も一度見てみましょう。小説で思い描いていたシーンも実際の映画だと少し違ったと思う場面もあるでしょう。
- 小説の表現が映画ではどんなふうに描写されているか
- 小説がどこまで再現されているか
- 映画にはないシーンがどれくらいあったか
- 映画を見た感想
小説と映画の相違を読書感想文に盛り込んでみるのもいいでしょう。
本を読んで自分の心境変化を書く
読書感想文の最後に『羊と鋼の森』を読んで、自分の心境の変化を書きましょう。いわゆるまとめの部分です。
- 調律師がここまで深く考えながらチューニングしているとは思わなかった。
- 才能がなくても努力する大切さが分かった。
- 主人公の思いが理解でき、自分も目標に向かって頑張ろうと思った。
- ダメでも、悔しくてもくじけずに頑張ろうと思った。
このように率直に感じた気持ちを書きましょう。小説を読んでどう思ったかは、読み手によってさまざまです。ネットのネタバレや、口コミ・評価は極力見ないようにして自分の言葉で書く方が説得力があるでしょう。