もしかして子育て失敗?子育てで後悔しないために今できること ( 2 )

子育てでの失敗を恐れる親の5つの特徴

小さな失敗を繰り返しながら、子供と一緒に親も成長していくものです。失敗と思えることも、将来「あの失敗がなければ今の成功はなかった」と思えるターニングポイントになるかもしれません。何が失敗で何が成功かは、その後にその経験をどう活かすかによります。

ところが、例えば中学受験の失敗など1つのことだけで、「私は子育てに失敗した」と決めつけてしまう人がいます。また、子供の失敗を恐れるがあまり、親が先回りして成功へのレールを敷いてしまうこともあります。失敗を過度に恐れる親には、どのような特徴があるのでしょうか。

子供に自分の夢を託す

自分が果たせなかった夢を子供に託し、達成することが「子供の幸せ」と思う親がいます。例えば、自分が中学受験で失敗し高校受験で苦労した場合、子供の中学受験成功を至上命題としてしまいます。子供の気持ちを置き去りにして定められた目標に向かい、子供が真剣に頑張れるでしょうか。たとえ中学受験は成功したとしても、次は親の望む大学、就職先と続きます。子供は、いつかくたびれ果ててしまうか、親と戦って自分の人生を手に入れようとするのかもしれません。

減点方式で評価する完璧主義

子供の将来を思うからこそ、子供には頑張ってほしいと思うのが親心です。しかし、ついつい子供に何もかも完璧を求めてしまっていませんか? 子供がお手伝いをしようとして、お味噌汁をテーブルまで運ぼうとしましたが、途中で落としてしまったとします。
そのときに「ほら、だから気を付けてって言ったでしょ!」と怒ることは、子供ができなかったことを批判する減点方式です。失敗にしょげ返っている子供はさらに委縮し、お手伝いの意欲をなくしてしまうでしょう。「運ぼうとしてくれたんだね、ありがとう」と、子供ができたことを「加点方式」で認めてあげましょう。

他人と比較する勝利至上主義

子供の成長には個人差があります。しかし、成長の早い子も遅い子も育ってしまえば変わりありません。また、人は誰でも得手不得手がありますが、得意なことで自信をつければいいのです。「みんなできているのに、うちの子だけまだ」と心配することや、「○○ちゃんがあの中学に受かってあなたが受からないわけがない」と子供を叱咤激励することは、他人と比較した言動です。他人と比較している限り、子供は優越感と劣等感のはざまで苦しまなくてはならないでしょう。

未来への不安にとらわれる悲観主義

子供が失敗しないように、つい先回りして物事がうまく運ぶように取り計らいたくなるのが親心でしょう。もちろん大人の良識で判断し、取り返しのつかない事態は未然に防ぐべきです。しかし、まだ見ぬ未来を恐れ、親がお膳立てばかりしていたら、子供が自分で失敗や挫折を体験する機会が奪われてしまいます。人間は失敗するからこそ、真剣に悩み考え創意工夫します。その訓練を経なければ、問題解決能力は鍛えられません。