幼稚園・保育園児対象!3歳〜5歳の幼児におすすめしたい習い事8選 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

ピアノ

ピアノは子供の習い事として常に人気です。指の筋力は3歳以降についてきますので、ピアノを始める年齢としては3~4歳の幼児期が目安となります。一口にピアノ教室といっても、レッスン内容も教室によって異なり、大手か個人か、グループレッスンか個人レッスンかといった基準によっても、期待できる効果は違ってきます。習い事としてピアノを選ぶ際には、必ず見学に行くことをおすすめします。

ピアノのメリット

  • 音楽の基礎が身につく

ピアノの鍵盤は88鍵もあり、音域がとても広いです。そのため、他の楽器と比べ、楽譜を読む力も高度の求められます。一度その力を身につけることができれば、もし他の楽器を始めることになったとしても、それほど難しくなくなるでしょう。

  • 全身を使うことで器用さや集中力を得られる

ピアノは、基本的に指を使って弾くものですが、実際には足でペダルを踏んだり、指を楽譜に合わせて動かす必要があります。指先から足まで常に神経を集中させることが求められるため、幼児期からピアノを始めることで、音楽的な能力だけでなく、器用さや集中力も鍛えることができます。

バレエ

女の子の習い事として人気なのがバレエです。子供のバレエ教室では、年齢や発育状況、また各教室により内容は少々異なりますが、トゥシューズをはくまではリズム感を養うため、バレエの基礎的な動作や姿勢の練習が中心です。始められる年齢としても3歳頃が一般的で、先生の話をしっかり聞く、順番やルールをちゃんと守る、など集団行動ができることが目安となります。

バレエのメリット

  • 姿勢や立ち居振る舞いが美しくなる

バレエ教室では、手を上げる位置や目線の位置の細部に至るまで、非常に細かく指導されます。美しい手の角度、足の角度、首の角度の感覚は、一朝一夕で身につくものではありません。長い期間をかけて積み重ねることにより、一生ものの美しい姿勢や立ち居振る舞いを身につけることができます。

  • 体幹が鍛えられる

身体の軸がぶれていては、片足立ちやターンなどをすることは難しいでしょう。バレエで美しいとされる立ち姿勢は体幹が鍛えられていなければまずできません。基本的にどのスポーツにおいても体幹は重要な要素なので、将来違う競技を始めるときにも役立つはずです。

武道

男の子はもちろん、女の子の護身術としてもおすすめするのが、武道です。最近では習い事としての武道の人気が高まってきており、ベネッセ総合研究所の調査(2013年)によると、幼児と小学生のスポーツ活動ランキングで、水泳やサッカーに続いて空手は第5位、野球やバスケットボールを上回っています。その背景には、1人の子供に複数のスポーツを経験させる家庭が増えており、他のスポーツと、「礼儀の尊重」など特徴がはっきりした武道を組み合わせることが多いことが理由のようです。

武道のメリット

  • 礼儀作法が身につく

「礼儀正しさ」は、成長して社会に出てからも人付き合いのうえで大切な要素です。武道系のスポーツにおいては、試合や練習の始めと終わりには礼をし、道場の掃除も自分たちで行います。また、段位や経験によっても上下関係がはっきりしています。しかし、ただ厳しいというわけではなく、上の者が下の者に対するときにも、「礼」が重んじられます。つまり、はっきりした上下関係がありながら、お互いに思いやる精神を鍛えることができるのです。こうしたことが武道の特徴であり、礼儀を学ぶ良い機会と言えます。

  • 精神力を鍛え、自信を付けられる

訓練するなかで、子供は努力しながら1つひとつの技を覚えていくことになります。剣道素振りや柔道の受け身、空手の型を習得するには、手の動き、身体の使い方を何度も何度も練習しなければなりません。武道の精神とともに、そうした経験を経て強くなっていくからこそ、精神的にも成長し、自信をつけることができます。