三者面談に向けた準備
親子で意見をまとめておく
事前に親子で話をしておらず、三者面談でそれぞれの希望を担任に伝えようとすると、子供と親御さんで意見が食い違い、言い争いが始まってまともに面談を進められない恐れもあります。お互いに忙しいなか時間を合わせて行った三者面談で、発展的な話ができなければ意味がありません。
まずは、事前に家庭で話し合っておきましょう。子供と親御さんの希望の折り合い地点を探っていかなければなりません。親御さんは心配するあまり、子供の進路に対してあれこれ口を出してしまうかもしれませんが、子供の意見に耳を傾け、将来へ進むサポートをしてあげてください。
将来を見据えた話し合いを
三者面談を実施する時期、子供は将来に向けていくつもの選択を迫られます。将来どんな仕事に就くのか、志望校をどうするか、AOや推薦入試を受けるのか、受験勉強をどう進めるのか、悩みながらも自分の答えを導き出していきます。
子供の相談相手として、人生の先輩として、親御さん自身が志望校や受験方法について理解しておくと、子供にとっても力強いでしょう。さらに、浪人や奨学金、実家通い、一人暮らしといったお金の関わる部分についても、明白にしておきましょう。
働くイメージを持てない子供も多いと思うので、インターンシップを募集している企業や団体などで仕事の現場に出向くとよりイメージしやすくなります。
終わりに
三者面談の内容や学年ごとの進路選択、必要な事前準備についてお伝えしました。子供が心置きなく大学や専門学校に進学して、希望の将来像に近づくためには三者面談での話し合いが重要になってきます。子供と進路について話さずに三者面談を迎えると、まともに話を進められない可能性もあります。親子でしっかりと話し合い、お互いに納得のいく三者面談にしてください。
参考
行事スケジュール|秋草学園高等学校
三者面談で話すこと【高校生編】進路決定に向けて親が準備すべきこと|家庭教師のファミリー
【5月】三者面談で聞くべきこと・話すべきこと|大学受験パスナビ
受験校決定のための最終三者面談を行う前に|大学受験パスナビ
三者面談があります――希望日時をお知らせください|学校法人盈進学園 東野高等学校