ピアノは才能ありきなの?子供の力を伸ばし上達するために必要なこと

子供がピアノを習い出してしばらくすると、親には「うちの子は、なかなかうまくならないけれど、何が足りないの?」という新しい悩みが生まれることもあるでしょう。ピアノの上達は才能次第なのでしょうか。ピアノが上手な子供やその親は、どんなことをしているのでしょうか。ピアニストの子供時代を振り返り、ピアノ指導者のアドバイスから、上達のヒントをつかんでみましょう!

ピアノは才能がないとうまくならないの?と悩む前に

ピアノを習う子供たちはどのくらいいる?

そもそも日本では、どのくらいの子供たちがピアノを習っているのでしょうか。直接的な数字を示す統計データはありませんが、一般社団法人全国楽器協会のデータから推測してみましょう。2016年のデータで、楽器演奏を趣味としていた学生の推定人口は1,343万6千人。ピアノを習う子供たちも、1千万人単位で存在すると考えていいでしょう。

(参照元:「社会⽣活基本調査」における「趣味娯楽=楽器演奏」のライフステージ別⾏動者率 (全国集計)|一般社団法人全国楽器協会

プロになる人はどのくらい?

では、そこからプロの演奏家となる子供たちはどのくらいいるのでしょう。こちらも直接的なデータはありませんので、次の資料から推測してみます。

ウィキペディアによると「日本のクラシック音楽のピアニスト」カテゴリーに含まれるページは222ページ、「日本のジャズ音楽のピアニスト」だと95ページです。ここから、日本で一般に知られるピアニストを300人程度と想定すると、プロとなる子供はほんの一握りだということが見えてくるでしょう。

参考

Category:日本のクラシック音楽のピアニスト|ウィキペディア

Category:日本のジャズ・ピアニスト|ウィキペディア

ピアノを生涯楽しむのか、限りない高みを目指すのか

プロの道を目指すのか、それとも一生の楽しみとしてピアノと付き合うのか。もちろん、初めからゴールを想定してピアノを始めるわけではありませんし、習い始めたら熱中してどんどん上達するということもあるでしょう。しかし、ピアニストになる道、そうでない道の両方あると分かっていれば、いたずらに才能の有無に頭を悩ませず、おおらかな気持ちで子供のピアノに向き合えるのではないでしょうか。