七夕に読みたい絵本12選!読み聞かせや1人読みにおすすめ! - cocoiro(ココイロ) - Page 3

七夕行事を描いた絵本

続いて、七夕行事に参加する子供たちの姿を描いた絵本をご紹介します。

たなばたさま きららきらら

『たなばたさま きららきらら』(世界文化社)は、七夕の日を自宅で楽しく過ごす子供たちの様子が描かれています。短冊に願いごとを書いたり、七夕飾りを作ったり、夕飯にはそうめんやスイカを食べたり。夜には縁側に出て天の川を眺めながら花火をします。現実ではなかなかできそうもない理想的な七夕の過ごし方です。

作中には七夕飾りの作り方も紹介されているので、ご自宅でお子さんと七夕製作に挑戦してみてはいかがでしょう。

たなばたまつり

『たなばたまつり』(講談社)は、町で行われる七夕まつりの様子を描いた絵本です。広場の笹には、トラックの運転手の「トラさん」や受験を控える「おにいさん」など、町の人々の願いが込められた短冊が飾られていきます。

紙面をいっぱいに使った温かみのある絵からは、町で行われる七夕まつりの賑やかな雰囲気が伝わってきます。

七月七日はまほうの夜

『七月七日はまほうの夜』(講談社)は、現代を代表する童話作家が書き下ろす「おはなし12か月」シリーズの1つ「7月のおはなし」です。小学校2年生の女の子3人組が出会ったおばあさんは、実は地上に降りてきて長い間帰れないでいる織姫でした。織姫を天に帰らせてあげるため、3人は短冊にお願いごとをします。

小学生のなにげない日常に七夕の物語を織り込んだ、現代の寓話といった趣の作品です。巻末には、七夕物語のあらすじや天の川についての豆知識なども収録されています。小学生のお子さんの1人読みにもおすすめです。

たなばたプールびらき

『たなばたプールびらき』(童心社)は、ファンタジックな世界観が特徴の七夕絵本です。

年に一度のデートを楽しむ織姫と彦星が、望遠鏡で子供たちの七夕飾りを見つけるところから話が始まります。「あまのがわでおよいでみたい」と書かれた短冊を目にした2人は流れ星を送って子供たちを宇宙に招待。園長先生のあいさつと共にプールびらきのスタートです。

七夕行事から広がる夢のような物語展開は、子供たちの豊かな想像力を刺激してくれることでしょう。