子供の不登校は甘えか?不登校の子供がたどる4つの段階とは

毎朝学校へ行く時間になると「お腹が痛い」と言い学校を休みたがりますが、午後からは元気に……。本当の病気には見えず、親には子供がさぼっているようにしか見えません。学校が大変でも、他の子はみな頑張って行っています。子供が頑張れないのは、親が甘やかして育てたからなのでしょうか? 学校へ行かないことを許すのは、親の甘やかしなのでしょうか? この記事では不登校の要因と、子供がたどる4つの段階について解説します。

不登校になりうる要因とは

子供の不登校は、本人要因と学校・家庭・社会の要因が複雑に絡み合って引き起こされます。2017年に文部科学省が実施した調査では、不登校の本人要因を「学校における人間関係」「あそび・非行」「無気力」「不安」「その他」の5つに分けています。

そのうち「不安」要因の不登校は、体調不良となって現れることがしばしばあります。このタイプの不登校は、母子分離不安によるもの、息切れによるもの、甘やかされによるもの、生活基盤不安定によるものに大別できます。

不登校は甘えか

単なる甘えではない

常に要求が満たされている環境で育った子供は、嫌なことを我慢できない傾向があります。そのような子供には以下のような特徴が見られます。

  • 年齢に比べて幼く、自立意識が低い
  • 嫌いなことや嫌なことは避ける傾向があり、何かを最後まで成し遂げた経験がない
  • 規則正しい生活が苦手である
  • 家以外で自分を素直に表現できない

しかし、子供の不登校を単なる「甘え」と決めつけることはできません。不登校は、本人要因以外にも学校・家庭・社会など複数の要因が絡み合って引き起こされます。成長過程にある未熟な子供にとって、家庭から学校という外の社会へ出ていくことは、さまざまな困難を伴うものです。

不登校を受け入れることは「甘やかし」ではない

では、子供が「学校へ行きたくない」と言ったら、親はどうすればいいのでしょうか。子供が学校へ行きたがらないのは、学校でのストレスがすでに自分の手に負えないほど積み重なっているからかもしれません。子供の気持ちに共感し、無理に学校へ行かせようとしないでください。子供のSOSを受け入れることは、「甘やかし」ではありません。

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