【梅雨】梅雨前線とは?仕組みや特徴・天気の様子をわかりやすく解説 ( 2 )

梅雨前線はなぜできるのか

梅雨前線は停滞前線なので、暖かい空気(暖気団)と冷たい空気(寒気団)がぶつかり合い、押し合いになることでできます。梅雨前線ができる原因となる暖かい空気と冷たい空気は、次に紹介する気団によるものです。

原因はオホーツク海気団と小笠原気団

梅雨前線を作る冷たい空気(寒気団)と暖かい空気(暖気団)には、それぞれ名前が付いています。冷たい空気は北海道の北東のオホーツク海から流れてくる「オホーツク海気団」、暖かい空気は、小笠原諸島近くの太平洋から流れてくる「小笠原気団」と呼ばれます。

オホーツク海気団

初夏のころにオホーツク海に停滞する高気圧のことを言います。日本の北部に位置し、寒気を帯びて高湿度なのが特徴です。

小笠原気団

初夏のころに小笠原付近で勢力をのばす高気圧のことを言います。日本の南部に位置し、暖気を帯びて高湿度なのが特徴です。

2つの気団がぶつかると梅雨前線になる

梅雨前線の原因である「オホーツク海気団」と「小笠原気団」は、毎年6月ごろに日本の上空でぶつかり合います。このとき、2つの気団の勢力はつりあった状態なので、力が押し合いとなり、停滞前線になります。

梅雨前線は、そのまま1ヶ月以上日本の上空を停滞し、小笠原諸島と北海道を除く日本が「梅雨」になります。

ぶつかったあとは小笠原気団がどんどん発達する

オホーツク海気団と小笠原気団が日本の上空でぶつかり合いになり梅雨前線が発生すると、初めのうちは2つの気団の勢力が均衡しています。しかし、徐々に小笠原気団の勢力が発達していき、でき上がった梅雨前線はどんどん上に押し上げられます。

梅雨前線が押し上げられることで梅雨が終わり、本格的な夏が訪れます。