【梅雨】梅雨前線とは?仕組みや特徴・天気の様子をわかりやすく解説

梅雨が近づくと、天気予報などで耳にすることが多くなる「梅雨前線」という言葉。なんとなく理解しているつもりでも、改めて「梅雨前線って何?」と問われると、どう答えたらいいかわからないという方も多いことでしょう。当記事では、「梅雨前線」の意味に加え、仕組みや特徴、天気の様子なども解説します。ぜひお役立てください。

 

梅雨前線とは?

梅雨前線とは梅雨時期におこる「停滞前線」のこと

梅雨前線とは、5月から7月にかけて日本列島を北上し、ぐずついた天気をもたらす「停滞前線」のことを言います。停滞前線とは、冷たい空気と暖かい空気がぶつかり合い、押し合って停滞することで発生し、雨や風、雷といった悪天候を招きます。

梅雨前線と呼ばれる停滞前線が発生し、長雨が続くと気象庁が予想したら「梅雨入り」となります。梅雨前線は、一進一退しながら長期的に日本列島に停滞し、長く続く梅雨の雨を降らせます。

梅雨とは?

梅雨とは、東アジア広域で起こる雨期の一種のことを言います。梅雨が起こる地域は、北海道と小笠原諸島を除く日本列島・台湾・朝鮮半島南部・中国南部・中国長江流域などです。

 

そもそも「前線」とは?

前線は「温度が違う空気」がぶつかる場所

前線とは、南から来る暖かい空気(暖気団)と、北から来る冷たい空気(寒気団)がぶつかる場所のことを言います。前線は、暖かい空気と冷たい空気が勢いよくぶつかった場合にのみでき、ゆっくりと混ざり合った場合にはできません。

前線の種類は4種類

前線は空気のぶつかり方によって異なり、全部で4種類あります。前述の通り、梅雨前線は、4種類の前線のうちの「停滞前線」にあたります。

4種類の前線は次の通りです。

温暖前線

暖かい空気(暖気団)が広がって移動し、冷たい空気を押すときにできる前線

寒冷前線

冷たい空気(寒気団)が広がって移動し、温かい空気を押すときにできる前線

閉塞前線

寒冷前線が温暖前線に追いついたときにできる前線

停滞前線

冷たい空気と温かい空気が押し合って動かないときにできる動きが少ない前線

前線の影響

前線ができると雲が発生し、雨が降る・強風が吹く・雷が鳴るといった悪天候を引き起こします。逆に、前線ができなければ、穏やかな天気になります。