題名をうまくつけるコツは?
題名をうまくつけることで、内容が引き立ち、文章を書くときのガイドラインにもなります。ここでは題名をうまくつけるコツをご紹介します。
分かりやすい言葉を使う
目を引く題名をつけたいのなら、基本的に分かりやすい言葉を使う方がいいでしょう。
基本的には、題名とは書いてある内容をまとめたものになります。それはできるだけわかりやすく、そして短くまとめたものです。これはなんのための文章なのかという問いを自分にぶつけてみましょう。ただし、まとめとなると難しい言葉だったり、ぼんやりし過ぎてわかりづらい表現になっていることもあるでしょう。なので、具体的にわかりやすい、優しい言葉を使いましょう。
(引用元:作文の題名の付け方は?読みたくなるタイトルとは|IMIPEDIA)
セリフのように題名を書く
単語や短めの題名が多い中、「セリフ」として扱うように題名を書くと非常にインパクトが出てきます。
「〇〇なこと」のような平凡な題名を生まれ変わらせるためにはいくつかのコツがあります。それは、題名をセリフ調にすること。そうするだけで、題名は躍動感のあるものなるでしょう。そして、題名に全てを詰め込み過ぎるのではなく、あえて読む人にそれを想像させるような題名にするといいでしょう。
(引用元:作文の題名の付け方は?読みたくなるタイトルとは|IMIPEDIA)
イメージできる型を使う
題名自体が疑問形にすると効果的です。答えを知りたいという読者の意識へ働きかけることができます。
人は疑問を投げかけられると、答えを探そうとする心理状態になるそうです。それを応用したのがこの型なんですね。
【実際にある本のタイトル】
- 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
(引用元:作文の題名の付け方は?かっこいい例はコレ!中学生でもタイトル名人に|流行ニュース速報発信局)
ギャップのある主張をする
何らかの「ギャップ」がある題名は、それだけで「おっ?」と思わせ、読み手を引きつける効果があります。
ギャップを超簡単に生み出す方法!
- 題名に入れたい言葉を思い浮かべる 例:冬
- その言葉のイメージをふくらませる 例:寒い
- そのイメージと反対のイメージを考える 例:暑い
- 反対のイメージを持つ言葉を考える 例:暑い⇒アイスクリーム・かき氷
言葉を組み合わせる 例:冬なのにアイスクリーム、かき氷
(引用元:作文の題名の付け方は?かっこいい例はコレ!中学生でもタイトル名人に|流行ニュース速報発信局)
結論を題名に含める
本来は内容を読まなくては分からない結論を題名に含めることで、端的に内容を知ってもらうことができます。
あなたの作文の結論の部分、結局何が言いたいのかを考えて、題名をつけてみましょう。書かれてある内容がどんなものかが端的にわかります。あるテーマの作文に対して、結論(自分の考え)が意表をつくものなら、このパターンはインパクト大ですね。
【実際にある本のタイトル】
- その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
(引用元:作文の題名の付け方は?かっこいい例はコレ!中学生でもタイトル名人に|流行ニュース速報発信局)
題名の作り方を紹介!
実際に題名を作るときに使える手法はまだあります。ここではさらにステップアップした題名の作り方を紹介します。
長い題名で内容をアピール
基本的に本のタイトルは短い方が優れていると言われています。何個かの単語だけだったり、「△△の復讐」などのように端的に表されているものの方が多くあります。
その中で文章かと思うような長いタイトルをつけることで、差別化することができ「この長いタイトルは何だろう?」と興味を引くことができます。
「○○が△△を□□したら☆☆になった」などというケースは、既に文章のようになっており、ある程度内容も書かれているようなものです。このように長い題名で内容をアピールすることも1つの方法です。
ギャップでインパクトを持つ
普通は組み合わせない単語やキーワードを組み合わせることで、ギャップを生み、インパクトを与えることもいい方法です。
『菊とバット』や『セーラー服と機関銃』などが代表的な例です。人類の発展の歴史をまとめた名著『銃、病原菌、鉄』もそうですね。「銃」と「病原菌」と「鉄」は、通常はなかなか組み合わせないキーワードなので、インパクトがあります。
(引用元:人目を引くタイトル付けの7つの方法|週間アスキー)
読者に質問をする
内容のテーマとなっている疑問をそのままタイトルにしてしまうという方法です。「なぜ~なのか?」と問われることで、読者はなぜだろうと考えます。その答えが気になるので、本を読んでみたいと思わせるのです。
「どう思いますか?」「なぜですか?」と聞かれて、自分に興味のある分野であれば、その題名に引かれるので、読者の心に響く題名になるのです。
どうしても思いつかない!書けない!
「ここまで読んでみたけどやっぱりよく分からない、、」
作文を書けるようになるにはかなりの時間がかかります。その時のテーマや教材との相性もありますので、あまり落ち込まないでください。
作文の苦手克服の第一歩として、人に読んでもらうことをお勧めします。作文指導のプロに読んでもらうことで、子供の文章力の向上や発想力に刺激を与えてくれるかもしれません。学校の先生だけでなく、家庭教師や作文添削サービスを利用してみてはどうでしょうか?
こちらでは作文の添削サービス「齋藤孝とつくる本 いますぐ書けちゃう作文力」の著者でもある明治大学の齋藤孝先生監修「ブンブンどりむ」など、作文の添削サービスを利用してみると良いでしょう。
ブンブンどりむは利用者の95%が中学受験にも役立ったと回答しており、子供の作文力を上げるのにおすすめの教材です。
まとめ
作文は得手不得手がハッキリと分かれる科目の1つです。ただし、歴史のようにたくさんの暗記があったり、数学のように難しい公式があるわけではありません。
ちょっとしたルールを守り、経験を積むことで、誰でもなじむことのできるものなのです。素敵な題名は本文も引き立てます。書店で実際にどのような題名の本があるのかをぜひ見てください。その上で、格好良く、かつ目を引く題名を導き出せるように努力してみましょう。
参考
「作文」が書けない子に教えたい3つの言葉|東洋経済ONLINE
人目を引くタイトル付けの7つの方法|週間アスキー
原稿用紙の使い方|作文クラブ
作文の題名の付け方は?かっこいい例はコレ!中学生でもタイトル名人に|流行ニュース速報発信局
【原稿用紙の使い方まとめ】題名や氏名、本文の書き方ルール|school post
文章の題名~読みたくなるタイトル|BLOG STATION
作文の題名の付け方は?読みたくなるタイトルとは|IMIPEDIA