作文を書くコツ
作文を書くときには、上手に書くコツがあります。ここではすぐにできるポイントを3つご紹介します。
文章の型を活用する
文章というものは型がある程度決まっています。この型を利用することで、誰でも簡単にまとまった文章が書けるのです。
- い(意見)………与えられたテーマに対して自分がどう思ったかを提示する。
- り(理由)………そう思った理由を説明する。
- た(たとえ)……意見や理由に対する具体例を挙げる。
- ま(まとめ)……ポイントをまとめる。
- ご(誤字訂正)…誤字脱字、汚い文字を見直す。
(引用元:大人も必読! 夏休みの宿題「作文・読書感想文」は、この「型」を知ればすぐ書ける! |ダイヤモンド・オンライン)
作文のテーマからアイデアを見つける
文章を書くということは、自分の考えや感じたことなどを文字にして表すことです。自分の考えや感じた言葉などは意識をしないと、なかなか生まれてこないものです。まずは作文で指定されたテーマを意識しましょう。その上で、そのテーマに関する観察を行い、アイデアを見つけるようにすると、文章の構成や内容がしっかりしていきます。
「なぜ?」と自分に問いかける
作文を上手に書くには、5W1Hを意識して書くといいでしょう。「いつだろ どこだろ だれがだろ なにを どうしてどうなった?」と自分に問いかけながら文の基本の骨組みを作っていくのです。
特に「WHY」の問いかけは重要で、これによって、子どもたちが心に抱えている言葉を引き出してあげるのです。そこで、ステップ3の「なんで なんで どうやって?」という、まほうのことばを使って、ステップ2の骨に肉をつけていきます。
(引用元:「作文」が書けない子に教えたい3つの言葉|東洋経済オンライン)
書いた文章を誰かに読んでもらう
テーマを決めいざ書き始めていくと、だんだん自分が何を言いたいのかや伝えようとしていたのか忘れてしまい、混乱してしまう場合もあります。せっかく自分のアイデアを表現できそうだったのに途中から何を言いたいのか書いている本人も分からなくなってしまうと、書くことに対するやる気が一気に失せてしまいます。また、中には書くことに集中しすぎて作文を書くときのルールを忘れて書き進めてしまう人もいます。
そこでぜひお勧めしたいのが、人に読んでもらうことです。途中でもいいから誰かに読んでもらい、作文の内容に質問をしてもらうことや感想を言ってもらうことで、書いていた本人の中で再び書きたいことが整理されやすくなります。誰かが読むことで不自然な日本語や誤字脱字に気づくきっかけにもなります。
読むのは親御さん自身でも良いですし、もし読んで一緒に考えていくことに自信や時間がない場合は、知り合いで文章が上手な人に頼むか、「齋藤孝とつくる本 いますぐ書けちゃう作文力」の著者でもある明治大学の齋藤孝先生監修「ブンブンどりむ」など、作文の添削サービスを利用してみると良いでしょう。
ブンブンどりむは利用者の95%が中学受験にも役立ったと回答しており、子供の作文力を上げるのにおすすめの教材です。
まとめ
作文にはいくつかのルールがあり、上手に書くためのコツもあります。ただし、一朝一夕でできるものではありません。やはりある程度の経験、慣れが必要になってきます。ルールやコツを理解したなら、あとはできるだけ多くの文章を書くようにしましょう。何度も繰り返し文章を書くことで、自然と楽にできるようになるのです。
参考
苦手だと思いがちな「読書感想文」は「問題提起」と「答え」を導く練習|ベネッセ教育情報サイト
大人も必読! 夏休みの宿題「作文・読書感想文」は、この「型」を知ればすぐ書ける! |ダイヤモンド・オンライン
「作文」が書けない子に教えたい3つの言葉|東洋経済オンライン
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