注意すべき作文の書き方
原稿用紙で書く作文には、いくつかのルールがあります。ここでは作文を書くときに注意したいポイントについてご紹介します。
行頭に句読点やかぎかっこを入れない
基本的に句読点や括弧は1文字として考えます。ただし、行頭に句読点(「、」や「。」)、「閉じかっこ」や「閉じかぎ」を置いてはなりません。行頭に来る場合は、前行末のマスの文字と一緒に書きます。
(引用元:STEP2.表記面のルール 小論文必勝サポート お役立ち情報|専門学校・大学の情報なら[さんぽう進学ネット])
数字は漢字で書く
原稿用紙は基本的に縦書きですから、数字は漢数字で書きましょう。ただし、横書きの原稿用紙の場合は、この限りではありません。
数字は、必ず漢数字を使ってください。縦書きの場合、算用数字を使ってはいけません。「一九九九年」、「二〇一三年」は、「千九百九十九年」や「二千十三年」と書いてもよいです。
しかし、あるところでは「一九九九年」と書き、一方では、「千九百九十九年」と書くような混用した書き方をしてはなりません。どちらかに統一して書いてください。問題文や資料読解型の本文中にあるアラビア数字も漢数字に直して書きます。
原稿用紙が横書き用の場合、算用数字を用いることも可能です。もちろん、漢数字で書いても構いませんが、どちらかに統一してください。算用数字とアルファベットの小文字は半角(1マスに2文字)扱いで、アルファベットの大文字は全角(1マスに1文字)扱いで書きます。
(引用元:STEP2.表記面のルール 小論文必勝サポート お役立ち情報|専門学校・大学の情報なら[さんぽう進学ネット])
記号は原則使わない
「!」「?」「”」「~」「…」などの記号類は基本的に使ってはいけません。ただし括弧内の話し言葉などで利用する場合は、感嘆符や疑問符のあとは1マス空けるようにします。「~」や「…」などはあまり利用しない方がいいでしょう。
文字数を守って書く
作文や小論文は、最初にある程度の分量、すなわち文字数が決められています。決められた文字数を守って書くようにしてください。
出題の仕方 書くべき理想の文字数 ①○○字以内 要求文字数の9割以上 ②○○字程度 要求文字数±40字の範囲内(市販の原稿用紙(1行20字)で要求字数±2行) ③○○字~△△字 要求文字数の範囲内
大学等が要求する出題文字数パターンは上表のような3つのタイプがあります。中でも①型の「○○字以内」という出題の仕方が一般的です。要求字数に対し、大幅な字数不足もしくは字数オーバーは採点対象外になる場合があります。
(引用元:STEP2.表記面のルール 小論文必勝サポート お役立ち情報|専門学校・大学の情報なら[さんぽう進学ネット])