作文の構成の作り方!メモの活用例についてもご紹介

作文は文章力ももちろん大切ですが、どのように書くか、構成をきちんと考えることも大切です。闇雲に書くのではなく、どのような構成で話を進めて行くかをあらかじめ考えることで作文の読みやすさ、書きやすさは格段に上がります。今回はそんな作文の構成の仕方についてのコツをご紹介します。

作文で構成を考えることはなぜ必要?

文章で自分の考えや思いを100%伝えることはとても難しいものです。構成をしっかりと組み立てずに文章を書き始めてしまうと、言いたいことが伝わらなかったり、文脈がまとまらなくなったりすることがあります。ここでは作文の構成の大切さについてご紹介します。

構成がないと書きたいことを忘れてしまう

例えば読書感想文などを書くとき、一度本を読み終わって感想が頭の中にあふれた状態であると仮定します。あれも書きたい、これも書きたい、この場面で自分はこう感じた……たくさんの思いがあったとしても、何もせずにそのままの状態で文章を書き進めると、途中で忘れてしまうことがほとんどです。

「あれ?何が書きたかったんだっけ?」「さっき、どのように書こうと思ったんだっけ」と文章が出てこなくなってしまうのです。これは人間の脳が忘れるようにできているからだと言われています。頭の中で考えたことはいつまでも覚えておけないのです。

構成を作ることで頭の中を整理できる

構成という言葉だけだと難しそうなイメージを受けますが、要は文章の骨組みのことなのです。書きたいこと、伝えたいことをメモ書きしておくだけでも違いますし、起承転結のように堅苦しく考える必要もありません。

  • 何を
  • どのように
  • どんな道筋で

このように骨格を作ることができるだけでも、頭の中は整理できます。

作文の分かりやすさにつながる

作文を読んでいて「この人は何を言いたいのだろう?」と思われてしまうことは致命的です。
支離滅裂に自分の思いや考えを並べるだけでは、読んだ人にとっては分かりづらい文章になってしまうからです。

構成を考えることで、文章全体の流れをつかむことができます。あとはパズルを当てはめるように自分の意見を書いていけばよく、作文自体が分かりやすくなるというメリットがあるのです。

作文の構成を上手に作るコツ


いきなり構成を作れと言われても困る、という人は多いはずです。ここでは初めて構成を作る人にそのコツをご紹介します。

アイデアをメモする

作文を書く際に、自分が書きたいと思う考えや「こういうフレーズを使いたい」といったアイデアが浮かんできたら、忘れないようにきちんとメモをしておきましょう。メモの方法はたくさんあります。スマホのアプリを使用したり、後で整理するときに便利な「ふせん」を使ったりとさまざまな方法があるので、自分に合った方法を見つけ出しましょう。

伝えたい内容をメモする

メモがたまってきたら、カテゴリー別に分けてみましょう。

  • ○○について
  • 自分の感想
  • ニュースで見聞きしたこと
  • 参考にしたい文献

など、自分の書いたメモを一読してまとめてみることで情報の過不足が分かります。文章の全体像がだいたいつかめてくるので、自分なりの構成が出来上がってきます。
内容を並び替えて分かりやすくする

カテゴリー別に分けたメモを、どのように伝えるかという並び替えをします。ざっくりと作った構成に沿って、メモを並び替えます。どの段落でどの内容を伝えるのかということが分かれば問題ありません。並び替えをする際に便利なのはふせんのメモです。再度確認をしながら並べ替えをし、不要なものはカットしましょう。この工程を行うことで、文章のイメージがついてきます。