児童扶養手当の計算方法
児童扶養手当がいくらもらえるかは、前年度の収入が分かっていれば自分で導き出すことができます。ここでは児童扶養手当の計算方法をご紹介します。
自分の年間所得を計算する
児童扶養手当の所得とは「総収入額から控除額を差し引いた後の金額」になるので、まずは自分の年間所得を計算してみましょう。会社で年末調整を行っている人は源泉徴収票の①「給与所得控除後の金額」を確かめましょう。
正社員として勤めていない場合などは、
- 生命保険料控除
- 寡婦控除
- 社会保険料控除
- 医療費控除
以上のような控除できる金額を差し引き、確定申告を行う際の「所得金額」が年間所得になります。また前の夫から養育費をもらっている場合は、「養育費×0.8」の金額を給与所得控除後の金額・所得金額に合算します。
所得制限限度額と比較する
自分の年間所得が計算できたら、児童扶養手当の所得制限限度額と比較しましょう。
扶養親族等の人数 | 全額支給 | 一部支給 |
0人 | 490,000円未満 | 1,920,000円未満 |
1人 | 870,000円未満 | 2,300,000円未満 |
2人 | 1,250,000円未満 | 2,680,000円未満 |
3人 | 1,630,000円未満 | 3,060,000円未満 |
(参照元:母子家庭の児童扶養手当:所得制限の確認方法と支給額の計算式を解説|気になるノート。)
児童扶養手当の支給額を計算する
- 所得金額
- 所得制限限度額
以上が分かるのであれば、実際にもらえる児童扶養手当の支給額を計算してみましょう。計算式は以下の通りです。
手当月額=42,490円-{(所得額-全部支給の所得制限限度額)×0.0226993}
(参照元:母子家庭の児童扶養手当:所得制限の確認方法と支給額の計算式を解説|気になるノート。)