高校入試の内申点をアップするには?子供と一緒に描く未来地図

高校入試は多くの親にとって、初めて迎える子供の受験です。自分たちが現役だったころに比べ、変化を重ねた現在の入試制度は、親にとってはよく分からないことも多いでしょう。特に今は評価基準が多様化し、内申点の重要性も高まってきています。内申点とは何か、何をどのように評価して点数化し、どの程度入試に反映されるのか。その仕組みを解説し、内申点アップのポイントを、これから求められる高等教育の方向性から探ります。

内申点とは何か

「内申点」とは調査書に記載された普段の成績の点数化

「内申点」とは、高校入試の際に評価材料として使われる「普段の成績」のことです。

中学校から志望の高校へは、「調査書」と呼ばれる文書が提出されます。これは、生徒の学習や学校生活について中学校がまとめた選考書類のようなものですが、その内容のうち、教科の成績を点数化したものが「内申点」です。

内申点は、通知書に1~5で記載される学期ごとの成績から計算されます。

高校入試は「学力検査+調査書」の選考

高校入試は、学力検査の結果と調査書の内容を両方加味し、総合的に評価して選考を行います。高校入試の選考は、各学校の特色や生徒の個性に応じた多様な評価が望ましいという考え方から、ペーパーテストの成績だけにとらわれないさまざまな要素を考慮できるようにするためです。

また、各学校や学科の特色に配慮した入試ができるよう、テストを行う教科や教科ごとの配点、学力検査と調査書の考慮比重、調査書の中で重視するポイントなどは、各都道府県や学校の裁量に任せられています。

参考
高等学校入学者選抜について(通知)平成5年2月22日|文部科学省

内申点はどの程度合否に影響する?

内申点がどの程度入試の選考に反映されるか、つまり学力検査と調査書の比重をどう置くかは、各都道府県や学校ごとで違っています。

例として、東京都の2019年度都立高校募集案内から、東京都の高校入試における比率を確かめましょう。学力検査による入試では、学力検査の得点と内申点の比重は7:3となっています。これは5教科でテストを行う場合の比重で、3教科のテストだと6:4で考慮します。また、推薦入試の場合の配点も別です。 

(参照元:平成31年度東京都立高等学校募集案内|東京都教育委員会