親子で楽しむ!簡単にできる紙芝居の作り方 ( 2 )

紙芝居の作り方

紙芝居の専門サークルもあり、本格的に作っている人もいます。難しそうに感じられる紙芝居ですが、どのようにして作るのでしょうか。流れで紙芝居の作り方の手順や、そのポイントをまとめました。

脚本を作ろう

紙芝居を作るからといって、いきなり紙に絵を描き始めるのはおすすめしません。はじめに筋を練って構成を考えましょう。紙にストーリーを書き出して、どの場面を絵にするか考えておきます。注目してほしい場面、派手にしたい場面など子供の関心を引き付けるように工夫してみてください。

余裕があれば、脚本を簡単に絵に描いてミニ紙芝居を作ってみてください。実際に紙芝居を作ってみることでストーリーや絵がどのように展開していくのか把握しやすくなります。キャラクターたちがどのように会話するのか、テーマが伝わるかどうかを意識しながら内容を確認します。

また、このときに意識してほしいのが「絵を引き抜く効果」です。紙芝居を右から左に引き抜く場合、次に登場させるキャラクターを右に描いていきます。この横の動きを計算して絵を配置するようにするのです。

絵を描く

紙芝居の絵を描くときには紙をめくったときの変化が分かりやすいように、また遠くからも見えやすいように意識してください。紙芝居は少し離れてみるので、色鉛筆などでは見えにくく感じることがあります。そのような場合は、輪郭を墨ではっきり描くようにします。鮮やかな絵の具や発色がいいクレヨンが使いやすいでしょう。

紙の裏に脚本を書く

紙芝居の裏側に脚本を書いていきます。実際にめくりながら紙と脚本が対応するように書き込みましょう。擬音や動きの音は紙芝居の絵には入れず、脚本を読んで演じるようにします。

脚本とともに、演じるときの注意点も書き込んでください。かっこ書きで「そっとささやくように」や「声を急に大きくして」などと、どのように演じればいいのか分かるようにしておきます。また場面の転換を早くしたいときには「素早く紙を引き抜く」のように紙のめくり方も変えましょう。

プラスαでこんな工夫も

普通の紙芝居では嫌だ!もっとレベルの高いものにしたい!という方に向けて、プラスαでの工夫をご紹介します。

実際に演じてみよう

作った紙芝居は本番の前にお試しで演じてみてください。誰か観客になってもらうといいでしょう。観客の反応をみながら、必要であれば構成や絵を再検討します。また離れてみて分かりやすいかどうか、声が届いているかどうかも確認しておきましょう。

紙芝居の枠を作ってみる

紙芝居は紙だけあれば作ることができます。しかし、もっと本格的にするのであれば枠まで手作りしてみてください。簡単な枠であれば段ボールをくり抜いて作ることができます。

はじめに段ボールを紙芝居が見えるように切り抜きます。表と裏両方を抜きましょう。表は絵の大きさに合わせたサイズ、裏側は脚本が読める程度の大きさにくり抜きます。段ボールの強度が足りない場合は、内側に段ボールを張ったり、割り箸を張り付けたりして補強します。底面に板などを張り付けてもいいでしょう。そのまま紙を入れると後ろに倒れてしまうという場合は補強を兼ねて段ボールや箱を支えとして配置します。向かって左側に紙を出し入れするためのスリットをつけたら完成です。

より本物の紙芝居屋さんに近づけるのなら、扉も作りましょう。扉も段ボールを切れば作ることができます。紙芝居の枠につけるときには、千枚通しなどで穴を開けてからパンの袋などをしばるモールで取り付けましょう。最後にクラフトテープやビニールテープで覆い隠せば完成です。扉が上手に締まらない時にはフックやひもで閉じるようにしましょう。

紙芝居は枠を作ると見た目も華やかになり、子供も興味を持ちます。子供はごっこ遊びが大好き。自分が紙芝居を演じてみたいと言ってくれるかもしれません。