子供と一緒に作っても楽しい!!
紙芝居は上手に作ることにこだわらず、自由な作風を楽しむものです。子供が大きくなったら一緒に紙芝居を作ってみましょう。子供のオリジナルストーリーを紙芝居にしたり、一緒に絵を描いたりすることで子供にとっても愛着がある紙芝居が完成します。紙芝居といえば遠くから見えるような大きなものをイメージするかもしれませんが、小さく作ると持ち運びにも便利です。
例えば牛乳パックを枠にした紙芝居なら、子供の工作にもピッタリです。牛乳パックの山部分を切り落としてから段ボールと同様に窓を切り抜きます。切り抜いてから5ミリ程度内側に折り込んで補強しましょう。中のシートも牛乳パックで作ります。牛乳パックはコーティングされているため、油性のサインペンで書き込みましょう。
絵本とは違う?紙芝居の効果とは
紙芝居は同じ空気の中で演じてと観客が物語を共有する特殊な空間です。これは個である自分が物語に入り込んでいく絵本とはまったく違うものです。紙芝居は周りと一緒に叫んだり笑ったりと開かれた世界でコミュニケーションや共感をはぐくみます。
人格を形成するためには、共感力を育てることが大切です。今まで絵本を読んでも紙芝居は試していないという人も、紙芝居を作ってみてください。紙芝居が子供の意外な一面を見つけるきっかけになるかもしれません。
参考
紙芝居は子どもの「共感」を育む大切なコミュニケーション・ツール|全労災
紙パックの工作・ミニ紙芝居|あれこれ それなりクラブ
紙芝居の舞台を作ってみた|10月の蝉
紙芝居|昔のおもちゃアルバム