不登校児の勉強はどうするべき?勉強の進め方やコツについて解説 ( 2 )

家庭教師

小学生が不登校になる原因は?親がとるべき対応とは?

クラスメイトや知り合いと会うのは苦手。そんな子供に学力を備えたいのであれば家庭教師がおすすめです。家から出ることなく勉強ができる上に、家庭にほかの人間が入ることで、社会との接点を持つことにもなります。親でもない、先生でもない、友達でもない家庭教師の存在は不登校の子供にとっては社会の一部なのです。

こんな子供におすすめ

先生や友達には会うことが難しく、しかし学力をつけたいという場合には家庭教師が向いています。少し年上で、知的な感じを受ける家庭教師とマンツーマンで勉強することで、勉強に対する緊張感も和らぐでしょう。

塾の場合は子供1人1人に細やかな指導が行き届かないときもあります。勉強が苦手な子供だと、塾でもそこでつまずいてしまいます。家庭教師であれば子供のペースでじっくり学べるのです。他人の方がコミュニケーションを取りやすく、じっくりタイプの子供なら家庭教師をおすすめします。

利用する際の注意点

家庭教師は1対1なので、塾以上に子供との相性が重要です。万が一子供との相性が良くなければ、変更できるかどうかを確認する必要があります。

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通信教育

「塾や家庭教師は経済的に難しい」「自分のペースで勉強したい」そんな方には通信教育がおすすめです。いつでもどこでも、自分の好きな時間に好きな場所で、教科書に準拠して内容を勉強することができます。

こんな子供におすすめ

自分のペースで勉強したい子供に特におすすめです。最近の通信教育では上の学年の内容も下の学年の内容も勉強できる場合が多いので、子供の学習進捗や理解度に応じて、好きな単元を勉強することができます。

利用する際の注意点

1人で勉強するのが苦手な子供だと、教材に取り組まずそのまま放置されてしまう可能性があります。また、教えてくれる人がいないので、保護者の方の指導が必要となる可能性もあります。

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適応指導教室

適応指導教室は、不登校の子供向けの教室です。数校の不登校児童生徒を受け入れ、学習支援や野外学習などを行います。ここに通うことで、本来の学籍校の出席日数に充当されるので不登校の状態が改善されていきます。地域の公民館や、小中学校の空き教室が利用されています。

こんな子供におすすめ

適応指導教室は、少人数でしかものびのびと活動できるので、すべての不登校の子供におすすめです。カウンセリングを行うところもあるので、悩みも相談できます。

他校の不登校の子供と一緒に活動するので、人見知りをする子供には抵抗があるかもしれません。しかし、同じ悩みを持つ者同士、打ち解けるのも早いです。一度見学されても良いでしょう。

利用する際の注意点

適応指導教室へ通う頻度は、子供のペースに合わせてあげましょう。親としては毎回通ってほしいと焦りますが、「行けるときに行く」といったペースで構いません。「家以外に居場所がある」ということが大事です。通うペースは不安定でも、行けたことに意味があります。

塾と適応指導教室で高校合格した例

現在、大学4年生の女子の例を紹介しましょう。

彼女は小学校、中学校共に不登校でした。いじめなどではないのですがどうしても学校に行けない子でした。通知表は「評価不能」とされていました。
女の子には養護教諭になりたいという夢がありました。その夢を叶えるために、自ら塾に行くことを決めたのです。それでも出席日数が足りなそうだったため、地域の適応指導教室にも通いました。気分に波がありましたが、保護者と二人三脚で出席日数はクリア、そして見事公立高校に合格して、今では大学で夢に向かって学んでいます。
「評価不能」から大学に行けるようになったのです。
塾と適応指導教室の組み合わせですが、このように例もあります。不登校の出口は必ずあるはずです。

まとめ

我が子が不登校になると、親も先の見えないトンネルに入り込んでしまったような気持ちになります。しかし、そんな家庭にも解決策は必ずあります。

塾や家庭教師はもちろんのこと、自治体も不登校児童生徒のフォローをしているので、ぜひお住まいの地域の行政サービスも利用してください。家庭のペースで構いません。ゆっくりと、そして確実に歩みを進めていきましょう。

参考
平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について|文部科学省
不登校支援は「社会的自立」第一に!|ベネッセ教育情報サイト
不登校児童生徒による学校以外の場での学習等に対する支援の充実について(通知)|文部科学省
不登校児童生徒の支援|鹿児島市

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cocoiro編集部

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