家庭訪問ではお茶を出すべき?家庭訪問のマナーを知りたい! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

家庭訪問の場所で変わるお茶の出し方


家庭訪問の場所によって、お茶の出し方も変わってきます。場所別にお茶の出し方を見てみましょう。

玄関先

学校によっては家の中には上がらず、玄関先のみで家庭訪問を済ませることがあります。家庭訪問する家庭の数が多い場合は、時間も限られるため玄関先での家庭訪問になることが多いようです。短いと5分で家庭訪問が終わることもあります。

中に入ってもらっていい場合は、念のため「どうぞ上がってください」と声かけしましょう。声かけしても玄関先までで中に入らない先生もいます。玄関が狭い場合は、中に入ってもらったほうがいい場合もあります。どこが先生と話すのに最適な場所かを考えておきましょう。

玄関先での家庭訪問の場合は、飲み物を用意していなくても先生は気にしないでしょう。しかし、学校から「飲み物を出さないように」と連絡が来ていても、念のために飲み物は用意しておいたほうが無難です。

飲み物を用意する時は、温かい飲み物よりは冷たい飲み物をサッと出すほうがいいでしょう。お菓子を出す場合は、ケーキのように食べるのに時間がかかるものよりは、個包装になっているお菓子や一口でつまんで食べられるお菓子が向いています。

先生が来るタイミングと同時か、来る少し前に、玄関先に飲み物とお菓子を用意しておけばスムーズに先生と話をすることができるでしょう。

また、玄関先でも座れるように座布団を用意しておくといいでしょう。立ち話で家庭訪問を済ませる先生もいますが、ご年配の先生にとっては立ちっぱなしの状態はつらいものです。座れるように配慮することも大事です。

家のリビング

家庭の様子を見ようと、家の中に上がる場合もあります。家のリビングで家庭訪問が行われる時は、座って話すことになるので温かい飲み物を出してもいいでしょう。この場合も先生が来る時間の前に温かい飲み物を入れて、すぐに飲める状態の飲み物を出しましょう。

先生に時間の余裕がないという場合は、冷たい飲み物のほうが無難です。飲み物の量は、大きなカップではなく、小さめのサイズのカップで少量を出すほうが先生も飲み切れるのでいいでしょう。お菓子も一口で食べられるものだと先生にとってもうれしいはずです。

マンションのロビー、集会所など

マンションに住んでいる場合は、家の玄関先まで行かずマンションのロビーや集会所で家庭訪問を済ませるもあります。

この場合は、自宅から離れていることもあるので、お茶を出さなくてもいいでしょう。気になる場合は、350ml入りのペットボトルに入ったお茶や個包装のお菓子を用意しておいてもいいかもしれません。