菖蒲湯に入る
端午の節句は、昔から「菖蒲(しょうぶ)の節句」としても知られていました。これは、菖蒲が昔から厄除けとして端午の節句に使われてきたことが理由です。無病息災を願って、腰につけたり軒先に吊したり、菖蒲湯にして飲むなどして邪気を祓う風習があったようです。
また、菖蒲には薬草効果もあり、根や葉をお風呂に浮かべて入るとリラックス効果があると言われています。この昔から続く風習を、こどもの日にご家庭でも親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
菖蒲湯の作り方と効能
【準備するもの】
菖蒲(※花菖蒲と間違えないように注意)、菖蒲を結ぶ紐
【作り方】
菖蒲10本程度を紐で束ね、水を張った浴槽に菖蒲を入れてからお湯を沸かします。または、少し高めの温度に菖蒲を入れて香りを引き出してから、入浴に適した温度に冷まして入るのもオススメです。
【効能】
体が温まり、腰痛や肩こりにも効果があります。また、菖蒲の葉を鉢巻の様に巻くと頭が良くなるおまじないにもなると言われています。
プレゼントを贈る
必ずしもこどもの日にプレゼントを準備する必要はありませんが、こどもの日をお祝いし、子供の成長を記念するようなプレゼントを贈るのもいいでしょう。文具、絵本、お菓子、おもちゃ、洋服など、子供が喜ぶプレゼントを探してみましょう。
まとめ
5月5日は「こどもの日」でもあり「端午の節句」でもあります。どちらにしても、子供たちが元気にすくすくと育ち、幸せな人生を歩んでくれるようにという家族からの願いを込めた行事です。そのような家族の願いや思いが子供に伝わるような、心のこもった「こどもの日」を家族で過ごしてみてはいかがでしょうか。
参考
「国民の祝日」について|内閣府
端午の節句|黒板伸夫
男の子の初節句!こどもの日の基本的な祝い方を学ぼう|NAVERまとめ
5月5日は端午の節句(こどもの日) 本当の由来と正しいお祝いの仕方|ウーマンエキサイト
5月5日は男の子の日?「こどもの日」の基礎知識と過ごし方|teniteo