【厳選】こうすれば良いんだ!宿題をしない子供への親の対応方法5選 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

(2)すぐに宿題ができる環境を整える

子供が宿題に取り組みやすくするために、すぐに取り組める環境を整えておく、という方法もあります。この方法について親野氏は以下のように説明しています。

たとえば、遊びに行く前に、その箱の中から宿題に必要な物を取り出して、テーブルや机の上に出しておきます。つまり、算数プリント、漢字ドリル、書き取り帳、筆記用具、下敷き、などを出しておくのです。すると、「これだけやればいいんだ」というちょっとした見通しがつきます。

(引用元:「とりあえず方式」が勉強しない子に響くワケ|東洋経済ONLINE

親子で宿題を把握していても、結局は親から「宿題やりなさい!」と声を掛けなければいけないこともあります。声を掛けなくてもできるよう、必要なものを机に準備しておくと良いでしょう。

机に準備したものが片付けられていれば「宿題が終わった」ということになります。準備に少し手間はかかりますが、取り組んでいないことに対して注意する回数を減らすことができるでしょう。

(3)最初の5分を一緒に取り組む

宿題をしない子供への対応方法として、「最初の5分だけ親が一緒に取り組む」という方法もあります。宿題をしない子供の中には取り組むまでに時間がかかってしまう子もいるため、まずは始めるところまでを手伝ってあげましょう。

親が一緒に始めることで、宿題を後回しにしようとすることを防ぐことができます。5分の間に集中し始めることができれば、そのまま宿題を終わらせることができるでしょう。

(4)「お家時間割」をつくる

宿題をしない子供が自分から宿題に取り組めるようにするために、「お家時間割を作る」という方法が挙げられます。習い事や宿題をする時間などを親子で決めて、時間割として共有しておくのです。

お家時間割を作る際の注意点について、フリーアナウンサーで、親子のコミュニケーションについての数多の講演に登壇している天野ひかりは以下のように説明しています。

この時、保護者のかたが「この時間は宿題だよ!」「テレビは30分だけだよ!」などと決めてしまうのではなく、「この時間はなにする?」とお子さま主体で一緒に決めてあげてください。

(引用元:自分で宿題をやる子になる「お家の時間割」の作り方|ベネッセ教育情報サイト

子供が自分で予定を組むことで、宿題を「やらされている感」をなくすことができます。子供の時間管理の力を育むことにもつながるため、できるだけ子供主体で作成してみましょう。

(5)短時間でも毎日机に向かわせる

宿題をしない子供の多くには、毎日勉強をするという習慣が身についていないことが考えられます。まずは短い時間であっても毎日机に向かうことで、学習習慣をつけましょう。

宿題をする習慣がついていない場合は、ある日突然すべての宿題を自分から取り組むようになるとは限りません。まずは5分や10分でも、机に向かうことを定着させてあげましょう。