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毎日学校から宿題が出ているにも関わらず、我が子が机に向かっているところを見かけない……。それどころか、担任の先生から「宿題を提出しません」などと言われた経験のある親もいるでしょう。親がどんな対応をすれば、子供は自分から宿題に取り組むようになるのでしょうか? 当記事では宿題をしない子供への親の対応と、子供のやる気を奪うNG対応をご紹介します。
もくじ
宿題をしないのはなぜ?子供の気持ちとは
そもそも、子供はどうして宿題をしないのでしょうか? それぞれに理由はありますが、最も多いのは「面倒くさいから」でしょう。友達と遊んだり好きなゲームをしたりと、勉強よりもやりたいことがある子もいます。「やりたい」という気持ちが宿題よりも遊びに向いてしまい、結果として宿題をする時間がなくなってしまうというのは、宿題をしない理由としてよくあることではないでしょうか。
宿題をしない子供へ親がすべき5つの対応
宿題は家庭での学習習慣の定着や、授業内容を反復することで学力を向上させたりすることにつながります。我が子が自ら宿題に臨み宿題の効果を得るために、親がすべき対応を5つご紹介します。
(1)親が宿題を把握する
宿題をしない子供への親の対応の1つに、「親が子供の宿題を把握する」という方法が挙げられます。そうは言っても子供に毎日「今日は何の宿題があるの?」と聞いてしまっては、子供にとっても親にとっても面倒になってしまいます。
教育研究家の親野智可等氏は宿題に気乗りしない子供への対応として、「子供が帰宅後にランドセルの中身をすべて出す」という方法を紹介しています。遊びに行く前に用意した箱の中に中身をすべて出すだけなので、子供も取り組みやすいでしょう。
親野氏はこの方法について、以下のように紹介しています。
何よりもよいのは、宿題に必要な物もすべて外に出て箱の中に入ることです。遊びから帰ってくると、その箱の中の宿題が自然に目に入ります。
(引用元:「とりあえず方式」が勉強しない子に響くワケ|東洋経済ONLINE)
ランドセルの中身がすべて見えるようになることで、親はどのような科目の授業があったのかを知ることができます。子供にとっても何の授業で宿題が出ていたのかを思い出しやすく、親子で宿題を把握することにつながります。