宿題をしない子供のやる気を奪う!NG対応とは
親の対応次第では、子供のやる気をさらに奪ってしまう可能性もあります。どんな対応が子供の宿題へのやる気を奪ってしまうのでしょうか?
「なんでできないの?」と批判する
子供のやる気を奪ってしまう対応の1つに、「なんでできないの?」と批判してしまう、という行動が挙げられます。宿題はクラスごとに課されていることも多く、「同じクラスの◯◯君は毎回きちんとやっているのに、どうしてあなたはできないの?」と言ってしまいたくなることもあるでしょう。
しかし、子供自身も宿題はやらなければいけないものだと分かっているはずです。それでも遊びを優先してしまうことで、「自分はどうしてできないのだろう?」、「自分はだめな子なのだ」と落ち込ませてしまうかもしれません。
友達と比較したり、批判的な言葉を掛けたりすることは避けたほうが良いでしょう。
「早くやりなさい!」と命令する
宿題をしない子供の親の中には、「早く宿題をやりなさい!」と命令口調で伝えてしまうという親もいるでしょう。しかし子供としては宿題を命令されることで「やらされている」という感覚を持ってしまうかもしれません。
勉強習慣をつけるためには、自主的に向かう姿勢を作らなければなりません。やらされていると思わせないためにも、命令口調で注意することは控えましょう。
「勉強しないと怒るよ!」と怒鳴る
子供がなかなか宿題をしないと、「怒るよ!」と怒鳴ってしまう親もいるでしょう。宿題をさせるために脅すようなことをしてしまっては、子供は親に対して萎縮するようになり、
親としても、怒鳴ることは体力を使います。できる限り怒らずに子供が宿題に取り組みたくなるような工夫を凝らすことが大切です。
自発的に取り組めるよう応援しよう!
宿題をしない子供であっても、宿題のことは「やらなければいけないもの」とは思っているでしょう。分かってはいるのに遊んでしまったり、親から怒られてしまったりと、子供としても複雑な気持ちを抱いているかもしれません。
宿題は自主的に取り組むことで、学力と、物事を継続する力を養うことができます。我が子が自主的に取り組めるような方法を親子で考え、自発的な取り組みを増やしていきましょう。
参考
「とりあえず方式」が勉強しない子に響くワケ|東洋経済ONLINE
自分で宿題をやる子になる「お家の時間割」の作り方|ベネッセ教育情報サイト
宿題しない原因はママ!? 子どもの“やる気”を奪う親のNG対応12選|パピマミ
勉強習慣を身につける3つのポイント|ベネッセ教育情報サイト