日本人としてのアイデンティティは維持しつつ、英語環境で学習できる学校があります。インターナショナルスクールとはまた違う一面を持ち合わせた、英語環境に特化したLCA国際小学校の特徴と受験情報についてご紹介します。具体的にどのような教育が行われているのか詳しく解説していきます。
もくじ
LCA国際小学校とは
LCA国際小学校は2008年創立の比較的新しい学校です。「日本人」としての教育を行った上で、英語を使いこなせる国際人の育成を目指しています。既存の小学校ではできなかった、新しい試みをしている学校と言えるでしょう。
また、英語だけでなく、学力と考察力、コミュニケーション能力を養い、個性を生かせる教育を行っています。
アクティブイマージョン教育とは
LCA国際小学校では、子供たちのバイリンガル教育を目指すために、独自の英語イマージョン教育を取り入れています。
子どもをバイリンガルに育てるには、子どもたちが英語を使わなくてはならない状況を作り出す必要があります。そのためにLCA国際小学校(以下LCA)では学校生活の大半を英語で過ごすアクティブイマージョン教育を取り入れています。
一般的な英語イマージョン教育では、ネイティブの教師が母国で教えるのと同じように英語で指導をしますが、LCAでは日本人に合った形に変えています。分かりやすく工夫して話したり、算数の授業中でも英語での表現の仕方を指導したりします。
つまり日本の現状に合ったイマージョン教育を実践しているのです。
(引用元:アクティブイマージョン教育でバイリンガルを育成|LCA国際小学校))
イマージョンとは、英語の”immersion”(浸す)という意味があります。つまり、イマ―ジョン教育とは国語以外の授業をすべて英語で行う教育手法のことです。イマ―ジョン教育は1960年代にカナダで始まりました。
LCA国際小学校では、英語以外の一般教科の教師も英語ネイティブの外国人を採用しています。インターナショナルスクールとの違いは、日本の学習指導要領に沿った文部科学省認定の教科書で学習を進めていることです。一般的な日本の小学校と同じ教科書を使い、英語で授業を行っているというのが、LCA国際小学校の特徴です。