イマージョン教育って?LCA国際小学校の特徴と受験情報を紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

【2019年度版】LCA国際小学校の受験情報

2018年に実施された2019年度のLCA国際小学校の受験情報を見てみましょう。

募集要項

募集定員は約60名。受験料は3万円です。6月から12月の間に3回の入試があり、それぞれ合格発表が行われます。系列校に、LCA国際プリスクールがあり、ここから進学してくる子供もいます。

学費・諸経費

受験料として3万円。入学金として100万円支払います。兄妹が在学中の場合は、入学金が20%免除となります。

入学金のほかに入学時には、保証金を別途20万円払う必要があります。この保証金は、卒業時に卒業アルバム代を差し引いて返金となります。

授業料は年額で114万円。12回分分納で月々95,000円です。このほかに学期ごとに3万円の諸経費、3万5,000円の施設協力費、月1万円のイベント教材費がかかります。

入学時には、入学金と保証金で120万円。年間にかかる経費は145万5,000円です。

LCA国際小学校は国の補助金などで運営していないことから、ほかの私立小学校よりも費用面での負担が大きくなります。しかし、補助金で運営していない分、自由度の高い教育を実現している学校です。受験を考えている場合は、学校側に諸経費を確認してから検討すると良いでしょう。

入試について

英語と日本語の試験があるのが、LCA国際小学校の特徴です。LCA国際小学校では、教育理念に基づいて入学者の選定を行います。

  • 将来、社会の一員として、自分の個性を生かし社会に貢献できる人間の育成をめざします。
  • 日本語と英語を自由に使いこなし、良好なコミュニケーションをとりながら、世界を舞台に活躍できる人間の育成をめざします。
  • 生きることの素晴らしさを知った人間の育成をめざします。

(引用元:入学案内|LCA国際小学校)

入試については、コミュニケーション能力に重点を置かれて審査されます。

受験スケジュール

LCA国際小学校では、6月、9月、12月の年3回入試が行われます。

第1回目の試験は6月上旬に願書受付、6月下旬の指定日に入試が実施されます。
第2回目の試験は9月中旬に願書受付、10月上旬の指定日に入試が実施されます。
第3回目の試験は11月中旬に願書受付、12月上旬の指定日に入試が実施されます。

いずれの入試も試験から、2日以内に郵送で合格発表されます。受験を考えている家庭では、早めにスケジュールを確認すると良いでしょう。

選考方法

ペーパーでの試験はなく、模擬授業で子供たちの普段の様子を見ながらコミュニケーション能力などを考査します。「素顔の入試」をモットーに入試を行っているそうです。模擬授業では英語も使いますが、英語の能力を測る試験ではありません。

英語ができないという子供に対しても、入学後には短期間で英語を習得できるカリキュラムや教材で対応してくれます。子供の入試のほか、30分程度の保護者面接もあります。

過去の志願者数

小学校受験に関する情報誌を発行している株式会社バレクセルによって運営される「お受験じょうほう」掲載の過去志願者数によると、2018年度の志願者数は男子46名、女子21名、計67名でした。実際に合格したのは、男子40名、女子21名、計61名です(内部進学者含む)。倍率は約1.1倍で、女子の方が志願者数が少ない傾向にあり、女子の合格率は約1倍です。

終わりに

英語のイマ―ジョン教育に特化しているLCA国際小学校。英語で日本の学習指導要領に合った内容の授業を受けられる特殊な小学校です。日本人のアイデンティティを育てながら、英語を使える国際人へと成長していきます。

教師が外国人が多いという特殊な環境なので、学校説明会や個別の相談会なので疑問を解消してから、受験を検討すると良いでしょう。

参考リンク

LCA国際小学校
LCA国際小学校|お受験じょうほう
LCA国際小学校について|インターエデュ
LCA国際小学校|人生をエンジョイするワーキングウーマンのブログ by 坂東富美代

イマージョン教育の何がスゴイ? LCA国際小学校に行ってみた|GOTCHA!

この記事をかいた人

アバター画像

cocoiro編集部

cocoiroは常に更新し成長する「教育百科」です。 教育に関心を持つお父さん・お母さんに向けて、 事実や経験に基づき最新の教育情報を提供するメディアを目指しています。 子供一人ひとりと向き合い理解するために、 信頼性が高く分かりやすい情報を発信します。