実際にあるオルタナティブスクールをご紹介
ここからは実際にあるオルタナティブスクールを紹介していきます。
東京サドベリースクール
「あるがままの自分を信頼し選択することで自分の人生を生きる」「自由と社会性の調和」を理念に掲げている東京サドベリースクールでは、授業やテストを始め多くの学校にあるクラス、学年、チャイムもありません。
そのため子供達は、自分でやりたいことや必要なことを見つけ、それを好きなペース、好きな方法、好きな人たちと一緒に活動しています。その他にも生徒も学校運営に参加をすることや、卒業を自分で決めること、専門分野を持つプロフェッショナルが登録し、アドバイザーとして生徒たちの活動や学校運営に関わる「アドバイザー制度」などの教育の特徴があります。
サドベリースクールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
東京賢治シュタイナー学校
東京賢治シュタイナー学校では、すべてのカリキュラムは、人間の成長を包括的に見ていく「人間学」という教育理念に基づいて構成されています。そのため、幼児部の3年間に加え、小学校1年にあたる小学部1年生から高校3年生にあたる12年生まで、計15年間の一貫教育を実践しています。また、クラス担任は可能な限り8年間同じ生徒を受け持ちます。
東京賢治シュタイナー学校では、子供の成長をずっと見守ってあげること、その生徒をよく知っている先生がいるということを大切にしています。生徒をよく理解するために、8年間という長い年月、同じクラス担任なのです。
その他の首都圏にあるシュタイナー学校についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ジャパンフレネ
フレネ自由教育のジャパンフレネでは以下のことを理念として掲げています。
公教育では「個別教育」はできますが「個性教育」はできません。
「個性教育」とは、算数・数学ができなくても、この子はアートに興味を持ち それをやりたいといっているからそこからスタートしよう。 算数を学ぶ必然性ができたときにその学習を考えよう。 これが一人一人の子どもに対応していく、「個性教育」です。 そのために、学ぶ必然性が起きてくるような多様な教材や 授業・創作活動を用意していきます。
(引用元:HOME|ジャパンフレネ))
子供が主体的に学び、実践することがフレネ自由教育の大きな特徴の1つです。
フレネ教育についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。自分の子供をオルタナティブスクールに通わせたいと思ったら、まず近くにあるかどうかを調べ、体験授業を受けて、子供とよく話し合って決めることが大切です。
参考リンク
不登校児童生徒への支援に関する最終報告|文部科学省
TOP|一般財団法人 東京サドベリースクール
TOP|東京賢治シュタイナー学校
HOME|ジャパンフレネ
日本のオルタナティブスクール一覧/不登校はもう古い!フリースクールや学校以外の選択|オヤトコ発信所
「オルタナティブ教育」学力だけでなく人間性を磨く教育法とは|GYMBOREE
オルタナティブスクールとは?教育法や魅力と注意点|All about
フリースクールとは?費用や単位・学歴の扱い、過ごし方などを解説|RIZ
サドベリースクールってどんな学校?|mamari
サマーヒル・スクール|WIkipedia