うちの子供は、もしかして空間認識能力が低いのではないだろうか? そう思ったことがある保護者の方もいるのではないでしょうか。当記事では、実際に空間認識能力が低いとはどういうことなのかを解説します。また、空間認識能力を伸ばす遊びについてもご紹介します。
もくじ
空間認識能力とは?
空間認識能力とは、立体的にものごとを把握するのに必要な能力です。
空間認識能力とは、3次元空間上において、物体の位置や形状・方向・大きさなどの状態や位置関係を素早く正確に認識する能力のことを指す。この能力によって普段生活する中で、目の前にないものでも頭の中で想像し、視覚的なイメージを形成することができる。
(引用元:ARを用いた空間認識能力向上のための学習方法 | 情報処理学会 1ページ)
小さい子供の様子を見ていると、空間認識能力が未発達な例を見ることができます。床の段差につまづいたり、頭をぶつけたり、座ろうとした椅子に上手に座れなかったりすることはないでしょうか。空間認識能力が未発達だと、自分と同じ空間にある立体的なものとの距離が上手に測れないことがあります。