勉強ができない子・飽きる・嫌い対策で親が気をつけることとは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

努力してもできるようにならない子供

続いては、勉強が嫌いな訳ではなく、努力もしているのに成績が良くならない子供です。このような場合は、勉強に対するアプローチを変える必要があります。

勉強のやり方を間違えているかも

同じ時間努力しても、効率を無視した方法では結果に差が出てしまいます。テストに出ない部分ばかり一生懸命になって勉強してしまったため点数が悪い、本人は勉強しているつもりでもテレビなどに気を取られて集中できていない、難しすぎて考えても分からない問題ばかり挑戦するなど勉強方法が良くないか、努力の仕方が間違っていないかチェックしてみましょう。

楽しんでやれる勉強方法を探そう

本人にやる気があっても、根性で頑張らなければいけないという状況では能力を十分に発揮することは難しくなってきます。少し難易度の高い問題でも、面白い・楽しいと思えるアプローチで挑めば挫折感なく何度でもチャレンジできることもあります。子供が好きなものと勉強の共通点を探すと、1人1人に合った方法が見つかるのではないでしょうか。

飽きっぽい子供

初めはとても意欲があるのに、その日の分が終わらないうちに飽きてしまう子供もいます。最初の期待値が高かっただけに、親としても残念に思ってイライラしてしまうこともあるかもしれません。

「つまみ食い」経験が将来の力になることもある

そのようなときに知っておきたいのは、「つまみ食い」のような体験でも決して無意味とは限らないということです。それよりも、幅の広い体験を子供のうちにしておくことで、大人になってからの選択肢が増える可能性もあります。仕事でも趣味でも、知っている物の中から何かを選ぶとき知らないものは選べないからです。

自発的にやりたくなるような仕掛けをしてみよう

また、命令形でばかり話しかけられると子供でも大人でもやる気をなくしがちです。大人でも「早く晩御飯を作りなさい」と言われたらムッとするのではないでしょうか。

親の声掛けとしては、子供のやる気を引き出すような方法を考えてみましょう。勉強方法を子供に一任するのは1つの可能性です。分からない問題に取り組んでいるとすぐに飽きてしまう子供なら、問題集の答えを見ながら解くのも悪くないアプローチかもしれません。まず考えて、「問題が理解できない」と自分で判断したなら、それは自発的な行動になるからです。