小3算数の攻略方法
「割り算」と「図形」は要注意
小学校3年生の算数でつまづきやすいのは、割り算と図形です。難易度が高く、子供が苦手意識を持ちやすいポイントなので、どのように勉強すればいいのかチェックしておきましょう。
割り算
文章問題の場合は、「ことばの式」に直すと分かりやすくなります。
【例題】1袋に6個入っているキャンディーを4袋買ってきました。このキャンディーを同じ数ずつ7袋に入れると、1袋は何個になるか答えなさい。
【ことばの式】6個のキャンディー×4袋=24個のキャンディー、24個のキャンディー÷7袋=4個のキャンディー
【答え】4個
このように、普段頭の中で考えている「ことばの式」を書き出したり声に出して考えると、頭が整理できて分かりやすくなります。ことばの式を身につけるには、演習問題をたくさん解かせて無意識に頭の中で情報を整理できるようにトレーニングするのがおすすめです。
下記の問題集であれば、小3算数に絞った内容で、たくさんの問題に触れることができます。
図形
小学校3年生の図形は、数学における空間認識能力の基礎を身につけるための単元でもあります。将来的に理系を目指す場合、空間認識能力は重要なスキルになってくるので、必ず克服するようにしましょう。
また、図形問題はテストや中学受験でよく出る単元であり、小学生がつまづきやすい単元でもあります。図形問題が苦手な子供には、以下のような図形の問題集を1冊解かせて、問題慣れさせるところから始めましょう。
苦手は早めに克服すること
小学校3年生になると、大人でも少し考えないと解けないような問題が増えてきます。そのため、小3算数でつまづいて、そのまま苦手科目になってしまう子供もいます。
算数を苦手にならないためには、子供が「分からない」と言ったときに、できるだけ具体的な方法を示し、子供が理解できるまでしっかりと向き合うことが大切です。焦らずに正しい手順で算数の復習をして、苦手を克服するようにしましょう。
算数苦手克服の手順については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
学習スタイルを身につける
勉強を始めるうえで大切なことは、自分なりの学習方法を決めておくことです。やみくもに勉強を進めるより目標やパターン化された勉強法があった方が、学習を効率的に進めることができます。小学生3年生の子供であれば、まずは親子で一緒に目標を決めることから始めましょう。
最近では小学生向けの通信教育サービスが増えてきているので、子供が「紙の学習よりタブレット学習の方が合っている」という場合は、通信教育サービスも利用してあげると良いでしょう。小学生算数であれば、以下の3社などが内容がしっかりしておりおすすめです。
RISU算数
RISU算数は「算数に特化した通信教育サービス」です。算数に特化した個別サポートと、タブレットによる効率的な学習スタイルとカリキュラムが特徴で、利用者満足は90%を超えています。
「他の教科は大丈夫だから、とりあえず算数の苦手を克服したい」という方は、RISU算数をおすすめします。
1週間はお試しで利用できるので、気になる方は下記リンクから公式サイトをご覧ください。
進研ゼミ小学講座
タブレットや紙、両方での学習が可能で、教科書に沿って進めていくことが出来るので、学校の成績にもつなげることが出来ます。ある程度の実力が付いた時には、応用問題やハイレベルな問題も解くことが出来ます。
バランスよく小学生の内容を勉強したいという人は、進研ゼミ小学講座がおすすめです。
Z会小学生コース
算数が好きで、もっと実践的な問題を解きたい子におすすめの通信教育です。かなり難しい問題も用意されているので、中学受験をする子にはおすすめの通信教材です。
中学受験を目指していて、バリバリ応用問題を解きたいという人は、Z会小学生コースがおすすめです。
当記事では3社に厳選して紹介しましたが、その他の小学生向けの通信教育サービスについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
子供のやる気を持続させる
子供のやる気を向上させるために、勉強場所の確保をするなど、子供が勉強しやすい環境を整えてあげることを意識しましょう。加えて親としてできることは、プラスの声掛けを意識し、子供の好きなことについて否定しないということですついついうるさく口出ししたくなってしまいますが、褒めてあげることで子供のやる気は出てくるものです。
こちらの記事ではうまくやる気を引き出すコツを詳しく紹介しています。