中学理科の勉強におすすめの学習教材
理科は得意だけれど、ほかの子と差がつくほどの得点源にならない子供は応用力が足りていません。応用力はさまざまな種類の問題を解いたかに左右されるため、学校で配られる以外の学習教材を行うことも重要です。
高校受験勉強におすすめの通信教育教材
自学自習のお供といえば通信教育教材を頭に浮かべる方も多いのではないでしょうか? 最近は紙媒体のものだけではなく、動画やタブレットなど子供がモチベーション高く学習に取り組める教材が数多く存在しています。今回はその例として、Z会中学講座とスタディサプリ中学講座をご紹介します。
Z会中学講座
Z会には、中学校1~3年生を対象に「高校受験コース」が用意されており、料金は学年によって異なりますが、だいたい2,500円〜4,200円程度となっています。
教材はタブレットと紙のテキストの2つがあり、授業映像などを、「見て」、「聞いて」学びたいときはタブレットで、自分で読んで、書いて学びたいときは紙のテキストで学習します。
お電話などで個別に相談することには対応していませんが、iPadで解答を撮影して送るとていねいに添削して返してくれるので、不明点は適宜解消させていくことができます。
スタディサプリ中学講座
スタディサプリ中学講座は、月額980円で中学3年間の授業動画がすべて見放題になるサービスです。また、中学の授業だけでなく、小学校の授業で復習をしたり、高校の授業の先取りをすることもできます。
授業をするのはプロ講師と言われる教育の専門家たちで、動画の視聴データをもとに定期的に授業動画の撮り直しを行っています。参考資料もPDFで無料でダウンロードできるので、教材と料金のコスパは高いです。
通信教材を選ぶ基準とは?
この他にも数多くの通信教育教材が販売されています。料金や内容、サポート体制などなど判断の基準も多く選ぶのは一苦労です。そこで下記の記事では、6つの通信教育教材を代表的な判断基準を用いて比較検討しながら紹介しています。ぜひ参考になさってください。
中学理科の勉強におすすめの参考書・問題集
理科の応用力をつけるための問題集はたくさんあります。問題集は1冊に絞って購入する方が良いため、定期テストだけではなく、先の高校受験のことも考えて選びましょう。加えて、目的別・学力レベル別に選ぶのがおすすめです。
【定期テスト向け】
- 基礎がまとめられている。
- 語彙の確認と簡単な問題のみが載っている。
【公立高校受験向け】
全国の公立高校入試の過去問から問題が抜粋されている。
【難関高校受験向け】
- 全国の難関高校入試の過去問から問題が抜粋されている。
- 難易度の高い問題演習が載っている。
【参考書と問題集のセット】
復習しながら問題を解くことができる。
答えが右側にまとまっている問題集の場合は、隠して問題を解きやすいので、短時間での復習に向いています。
自分の目的や学力レベル、復習のしやすさを考えて、じっくりと問題集を選びましょう。
このように、問題集と一口に言っても目的によって選ぶ問題集は大きく異なってきます。
実際にどの目的にどの参考書が合っているのか、自分で見つけるのは中々大変だと思います。
下記のサイトには、実際に目的に合わせて厳選された参考書が紹介されています。ぜひ参考になさってください。
終わりに
高校受験の理科は、分野ごとに得意・不得意がはっきりしやすい教科ですが、しっかりと事象を理解できるように学習を進めることで、十分に対策することができます。
この記事が、これからの勉強のヒントとなれば幸いです。家庭でも子供の理科学習に協力してあげましょう。
参考
中学校学習指導要領解説理科編|文部科学省
高校受験の理科問題対策!おすすめ勉強法|栄光ゼミナール高校受験情報
高校受験の理科の成績を上げる勉強法|高校受験の勉強法【最短の勉強法で効率よく合格】
公立高校入試 理科の勉強法 物理分野のおすすめ勉強法・コツまとめ。演習問題も充実|スタディサプリ中学講座