許すことで心を近づける!子供をガミガミ叱らなくても済む方法 ( 2 )

許すことと、許されることそれぞれに意味がある

子供を叱るときに許すかどうかまで考えていないかもしれません。しかし、子供を許すことこそが、叱るという行為において最も重要な部分となります。

「許す」ことで冷静に

許すという行為は相手を受け入れることでもあります。しかし、自分が報われていないという気持ちがあると許すことは難しいでしょう。そこで考えていただきたいのが、本当に報われていないのかどうかです。子供に時間をかけて伝えてきたこと、教えてきたことは表に出ていなくても子供の中に必ず残るものです。

許せない時には許せないという感情が前面に出ると、前向きに物を考えるのは難しくなります。つまり許せない感情が続けば続くだけその気持ちにとらわれて損をしてしまうのです。許せないと感じるときには、一度自分の気持ちを分析してみましょう。許せないと決めつけると視野が狭くなります。クールダウンさせて子供の立場から考えてみることも大切です。許せないと考えに固執することを一度やめることで、冷静に本当はどうしてほしかったのか、今後どうすればいいのかを考えることができるでしょう。

また、育児中は子供ばかりに意識を向けがちですが、たまには頑張っている自分をいたわってあげましょう。叱りすぎてしまうのはそれだけ真剣に子供と向き合っているということです。それだけ一生懸命になっている自分が報われるように、まずは親自身が自分のことを認めてあげてください。

「許された」ことで安心感を持つ

許されたという体験は将来を左右する大きな経験として記憶されます。子供が叱られるようなことをした場合を考えてください。親が子供に対して許すという選択をしたとき、子供は失敗や間違いを犯したとしても、告白して謝罪することで許されるということを学びます。そこで正直に誠実に対処することを身につけていくのです。

では、許してもらえないとどうでしょうか。謝ったも許されず親の不機嫌が続いて辛いという経験を積むことになります。すると子供は失敗や間違いを話すことは不利益になると考えて隠すようになるでしょう。

自分の失敗や過ちを認めるのは大人であっても難しい行為です。未成熟な子供であれば余計に不安やストレスを抱えるでしょう。親が許し、失敗を受け入れることで子供も自分の行動を見直すことができるように成長していくのです。