中学受験の国語の特徴とは?基礎学力を上げる読解力についても解説 ( 2 )

中学受験の国語を制するために必要な力と勉強方法

語彙を広げ言葉力を上げる

言葉力が上がると読解力も身につく

中学受験の国語を制するためには、文章を正確に読む能力が必要です。そして、この能力を向上させるためには、語彙を広げることが必要不可欠です。語彙を広げることができると、単純に知っている言葉の数が多くなります。知っている言葉の数が増えると、文章を読むときに言葉の意味が分からずつまずくことが減るため、内容の理解がスムーズになり、読解力の向上につながります。

小学生向けの新聞は語彙を広げるおすすめアイテム

語彙を広げて言葉力を上げるために日常生活でできることはあるのでしょうか? 小学生が無理なく語彙を広げて言葉力を上げるためには、小学生向けの新聞を読ませるといいでしょう。小学生向けの新聞には、旬の話題や時事問題、子供が興味を持ちそうな話題のコラムなどの情報が豊富です。小学生でも非常に読み進めやすく、読みながら自然と語彙が広がり言葉力が身につきます。

語彙、漢字の問題集は反復演習が基本

中学受験を勝ち抜くためには、日常の努力に加えて実践的な問題演習も行わせるようにしましょう。語彙、漢字といった言葉力を上げるためには、問題集の反復演習が効果的です。

問題集を繰り返し演習しながら、お子さんが知る言葉の量を着実に増やしていきましょう。問題集の演習は、読解の問題集などと併用して進めることをおすすめします。知っている言葉が日に日に増えることで、読解問題の理解もスムーズに進みやすくなっていくでしょう。

文章の内容を読み解く力を上げる

音読して文章を「読む」ことに慣れる

前にも触れたように、中学受験の国語を制するためには、長文を読み解く力が必要です。しかし、この読み解く力を使う以前につまづきながら文章を読んでいるのであれば、長文を読解することは難しくなります。

お子さんが文章をつまづきながら読んでいるようなら、まずは音読をして文章をスムーズに読み進める練習をさせましょう。1つの文章から始めて、スムーズに読めるようになったら次の文章に進む、というように繰り返し練習をすると効果的です。また、読むときは必ず声を出して読ませましょう。これにより、読み飛ばしや読み間違いにお子さんが自分で気づけるようになります。

「結局何が言いたいの?」の答えを見つける

国語の問題を解くためには「筆者の言いたいこと」を捉える必要があります。長文でも難しく考えすぎず「結局は何が言いたいの?」と頭に置きながら読み進めるよう、教えてあげるとスムーズです。この意識を持つことにより、文章の中から本当に必要な情報をピックアップできるようになります。

短い時間でいいので毎日欠かさず要約の練習を

文章の内容を読み解く力をつけさせるために、毎日15分程度でいいので、欠かさず要約の練習をさせましょう。要約の方法は、重要なポイントを意識しながら音読をする、という方法がおすすめです。

重要なポイントとは、説明文で言えば、話題、筆者の主張、筆者が主張する理由、筆者が伝えたいこと、といったものです。これらを意識しながら文章を音読をさせて、読み終わった後に親御さんが重要なポイント質問してみましょう。この練習を繰り返すことで、文章の要約が簡単にできるようになります。

問題に正確に答える解答力も必要

親の声掛けが解答力に効く

国語では聞かれてはいない別のことを答えてしまったりと、脱線しやすいものです。求められた状態で答えられるようにトレーニングするには、親の声掛けが効果的です。

お子さんが問題を解いている様子を観察し、別のことを答えそうになったら「何について聞かれているのかな?」と声掛けをしてあげましょう。これにより解答する内容を捉えることに意識が行くようになり、正しい内容を解答できるようになります。

問題集を使って解き方のルールを理解する

親の声掛けで正しく解答する力がついてきたら、次は問題集を使って解き方のルールを理解し、実践するとよいでしょう。

そのためには、「なんですか」と聞かれたら物の名前や事柄で答える、「なぜですか」と聞かれたら「~だから」「~なので」と答える、といったようなルールを意識しながら問題を解くように教えましょう。

そして、解説を読みながら求められた形で解答ができているかどうか、最後にチェックをすると安心です。