ギャングエイジの子供との過ごし方
ギャングエイジの子供と自宅で一緒に過ごすときは、どういった対応が1番良いのでしょうか?
絵本の読み聞かせで自己肯定感を育む
何も予定のない休日の昼下がりや夜眠る前のほんの少しの時間に、絵本の読み聞かせをしてみるのも良いかもしれません。ライトを消した薄暗い部屋でリラックスしている状態のとき、子供は母親の声を聞くだけで安心感を得られます。
『おおきなかぶ』(福音館書店)や『ぐりとぐら』(福音館書店)など、ストーリー性のある絵本がおすすめです。絵本の読み聞かせは、親子の貴重なスキンシップの時間でもあるため、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
絵本の読み聞かせの効果やコツについては、こちらの記事で紹介しています。
体験プログラムに参加して自他の尊重の意識や他者への思いやりを深める
稲刈りやほうとう作り体験、とうもろこし収穫体験など、季節に応じた体験プログラムが全国各地の農園で開催されています。普段スーパーで目にする野菜や、家族と外で食べるお料理がどんな工程を経て育てられているのかを、実際に目で見て触って学ぶことができます。
大分県竹田市久住町の「レゾネイト乗馬牧場」では、6歳以下の幼児でも乗馬体験ができます。「レゾネイト乗馬牧場」の周辺一帯が山に囲まれています。都会の喧騒から離れ、開放的な大自然の中で馬に乗りながら牧場内を駆け抜ける瞬間は気分爽快です。インストラクターが安全に馬に乗る方法や正しい姿勢を実演を交えてみっちりレクチャーしてくれます。
クラブチームに参加する
サッカーや柔道、剣道、空手、バスケットボール、陸上競技、野球などクラブチームに所属して習い事を始めるのもおすすめです。学校以外の人との関わりを持つことによって、新たなコミュニティー形成のきっかけになります。
1人でも多くの人と接する機会を意図的に作ることによって、さまざまな考えや価値観に触れることができます。学校外での人と交流が、ストレス発散になることもあります。クラブチームに入って両親や学校の友人以外との接点を増やすことによって、より多くの刺激をもらえる環境を作ることができるはずです。
子供の運動神経を良くする時期として「ゴールデンエイジ」という時期があります。ゴールデンエイジはこちらの記事で解説しています。
まとめ
ギャングエイジは子供の成長過程にとって非常に重要な時期です。「まだ赤ちゃん」と思っていても、子供は子供なりに自分の断固たる決意や信念に基づいて行動していることも多いものです。子供扱いしたり、一方的に親の意見を押しつけるのではなく、1人の人間として子供の意思を尊重してあげてください。
子供が間違った行動をしたときは厳しく叱り、愛情を持って接してあげましょう。あなたの子供を想う気持ちは伝わるはずです。
参考
子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題|文部科学省
生涯発達心理学|東北福祉大学
ギャングエイジの寄り添い方 小学校3、4年の成長|日経DUAL
ギャングエイジとは?中間反抗期の小学校3/4年生への接し方|マーミー