子供に朝ごはんを食べさせるコツとは?
子供に朝ごはんをきちんと食べさせたいと考えたとき、どんなことに気をつければいいのでしょうか? ここでは子供に朝ごはんを食べさせるコツをご紹介します。
ワンプレートで食べやすく
お皿の数が多いと、子供は何から食べたらいいのか悩んでしまいます。また好きなものにしか手を付けないこともあります。そんなときはワンプレートで少量ずついろいろなおかずを載せてあげましょう。できればパンやごはんなど主食も一緒に載せてあげるのがBESTです。
- パン・ヨーグルト・ウインナー・ゆで野菜
- おにぎり・茹で卵・味噌汁(カップで出す)・漬物
- シリアル・フルーツ・ヨーグルト
少し大きめのお皿に少しずつの量を乗せることで、子供にはとても食べやすくなります。またお子様ランチのような感覚で、楽しみながら食べることもできます。
バランスはこだわらず子供の食べやすいものを
忙しい朝とはいえ、食事のバランスには気を付けたいというのが親の本音です。ただし、あまりにもこだわりすぎてしまうと、親にとって大きな負担となり、食べなかったときに「何で食べないの」「ちゃんと食べなさい」とイライラしてしまう原因にもなりかねません。ここは割り切って、子供の食べやすいものにフォーカスして考えてみましょう。バランスはさておき、1日活動するために朝食を食べさせると考えると、メニューも決まりやすくなります。
- 子供の食べやすいパンやおにぎり
- 手軽に食べることのできるシリアル
- カレーやシチューなどの子供が大好きなメニュー(残り物でOK)
親が気負ってしまうと、子供にも負担になります。給食などで栄養はきちんと取れています。平日のアンバランスは休日など時間のある時に穴埋めをすればいいだけのことです。
とにかく忙しい平日は子供の食べやすいものを出してあげましょう。
早起きをさせる
子供が朝ごはんを食べない理由の1つに、時間がないことが挙げられます。朝起きられずに登校時間ぎりぎりで起きてくるような状態では、朝ごはんどころではありません。時間に余裕を持って起きることで、体のリズムも整い、朝ごはんを食べる準備ができるのです。
そのためには早寝早起きの習慣を身につけさせましょう。夜遅く寝て朝起きられないということがないように、生活のリズムをつくることも大切です。
- 宿題を朝やるようにしてみる
- ペットの散歩を頼んでみる
- ゴミ出しや新聞取りなどのお手伝いをしてもらう
など、起きなければいけない状況を作ってみるのもいいかもしれません。特に起きてすぐではなく、体を動かしてからなら朝ごはんをきちんと食べることも難しくないのです。
【まとめ】子供の朝ごはんは習慣づけがポイント
朝ごはんを食べない子供には、それなりの理由があります。親がムキになって叱っても、子供が朝ごはんを食べるようになることはありません。忙しいからこそ余裕の持てる工夫をして、親も少し肩の力を抜くことも大切なのです。
親としてできることは、朝ごはんを食べられるような習慣づけを行ってあげることです。早寝早起きはもちろん、夕食の時間を早めにしたり、朝ごはんの時間を決めたりすることも重要なポイントになります。
参考
子どもの朝食に関する調査報告書|カゴメ株式会社
子供が朝ごはんを食べないと悩むママへ朝ごはんどんなものなら食べてくれる?ランキング Top10|ママびより
朝ご飯を食べない子供にイライラはおしまい!朝食習慣をつけるコツ|MARCH
栄養士に聞いた子供の朝ごはん!おにぎり、パンにひと工夫で、食べない子もパクパク|小学館