子供が朝ごはんを食べない!食べさせるための方法とは? - cocoiro(ココイロ)

子供が朝ごはんを食べない!食べさせるための方法とは?

忙しい朝の時間、朝ごはんを子供に食べさせるのはとても大変です。いろいろ食べさせてあげたいけど、時間的に余裕がない、と悩む家庭も多いのではないでしょうか?

今回は朝ごはんを食べない子供にどんな方法で食べさせればいいのか、また手早く作れる簡単メニューも紹介します。忙しいご家庭もぜひ参考にしてください。

朝ごはんを子供だけで食べる家庭は3割

カゴメ株式会社の行った「子どもの朝食に関する調査報告書」によると、平日に子供だけで朝食を食べる家庭は29%にのぼります。親はお弁当作りや洗濯、子供や自分の身仕度などをしていることが多く、忙しい朝の実態が浮き彫りとなっています。

朝食の準備自体に時間をかけられることが少なく、とにかく何かを食べることを重視している家庭が60.2%、栄養バランスを考えて実践している家庭は23%となっています。

時間のないことや親が一緒に食卓につけないことなどから、子供が朝ごはんを食べない、時間がかかるなど、子供の朝ごはんに関する悩みを持つ家庭も多く、メニューや準備を工夫している様子が見受けられます。

手早く作れる朝ごはんのメニューは?

時間はかけられないものの、きちんと朝食は食べてほしい……そう考える親御さんは少なくないはずです。ここでは時間をかけずに簡単に作ることができる朝ごはんのメニューをご紹介します。

パン

パンは手軽に食べられることから、子供にも人気のメニューです。

  • トーストにジャムやバターをつける
  • 菓子パンを用意する
  • チーズやハムをはさみサンドイッチにする

など、比較的バリエーションをつけることができ、小さな子供でも4等分したりすることで、食べやすくなります。

準備にもそれほど時間もかからず、本当に忙しいときなどは牛乳とトーストだけでも十分です。また、たまには菓子パンなどを利用するのも1つの方法。パンは手軽に炭水化物を摂ることができるので、何も食べないよりはずっと体にもいいと考えましょう。

できるときにはスープや目玉焼き、ソーセージなどの副菜をつけることで、栄養バランスは格段にアップします。

シリアル

牛乳をかけるだけで食べることのできるシリアルは、さまざまな味を楽しむことができるので、子供には人気があります。何よりもうれしいのはその手軽さです。近年のシリアルはカロリー控えめのものや、玄米などを使用したもの、ヨーグルトなどと一緒に食べられるものなど多くのバリエーションがあります。

  • 子供の好きなチョコレート風味のコーンフレーク
  • フリーズドライのフルーツが入ったグラノーラ
  • 食物繊維たっぷりのオートミール

など、子供の好き嫌いや食感などで選ぶことができます。鉄分・ミネラル・食物繊維などの栄養価にも配慮されているので、牛乳をかけて食べるだけでバランスのとれた朝食になります。時間のないときでも子供が食べてくれることの多いメニューの1つといえます。

パンケーキ

最近では専門の飲食店も出店が多くなってきているほど人気のパンケーキ。ホットケーキミックスを使えば、自宅でも簡単にパンケーキを楽しむことができます。通常のホットケーキのレシピにマヨネーズを加えるだけで、ふっくらもちもちのパンケーキを作ることができるのです。

  • フルーツや生クリームなどを乗せて甘目に
  • チーズやハム・ベーコンなどを添えて惣菜風に
  • シンプルにメープルシロップで

バリエーションも多く、子供も大好きなパンケーキなら、喜んで食べてくれるはずです。本格的ではなくても、ホットケーキミックスをうまく利用すれば、簡単に作ることができるのはうれしいものです。時間がなければ通常のホットケーキにしてしまってもOK。どちらも子供には人気の高いメニューです。

おにぎり

簡単に作れる朝ごはんの定番といえばおにぎりです。ごはんさえ炊いておけば、簡単に作ることができるのが大きなメリットです。

  • ミートボールやウインナーをいれた惣菜風おにぎり
  • ゴマを混ぜて鉄分たっぷりのゴマおにぎり
  • 醤油と鰹節を混ぜた混ぜご飯風おにぎり

など、家にあるものでバリエーションを増やすこともできます。多少冷めても問題はないので、早起きした親があらかじめ作っておいても問題ないでしょう。前日の夕ご飯で食べたみそ汁が残っていれば、ぜひセットで出してあげてください。小さめのおにぎりなら子供でも食べやすいですし、みそ汁があれば栄養バランスもバッチリです。