教育改革の背景
そもそも教育改革が実施されるに至ったのはいくつかの背景があったからです。大学入学者選抜では、暗記や解法パターンに偏りがちな試験が多かったこと、さらにはAO入試や推薦入試では生徒の学力を不問とみなすことが問題視されることもありました。
21世紀は社会を生き抜くためのスキルが変化する
前述したように、グローバル化にともない教育の現場の変化が求められる時代となってきました。時代が進むにつれて、これまで存在していた仕事もなくなっていくという現実も受け入れなければなりません。
そんな状況のなかでもこれから生きていくために必要な力は、人として幅広く活躍できる地力ではないでしょうか。
21世紀に必要なスキルとは
英語の授業も単なる記憶するものから、実際に活用できるレベルが求められてきます。またそのほかの授業も自分で考え表現していく力を養える学習が展開されていきます。これまでの学習は受け身が基本的でしたが、これからは主体的に行動していく力が必要となってくるのです。つまり21世紀を担っていく子供達にとって、社会で本当に必要な力はなんなのかを見直した結果が「教育改革」なのです。
そして、学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等の醸成」、生きて働く「知識・技能」の習得、未知の状況でも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成という3つを習得することが、個人だけでなく社会全体にも好影響を及ぼすと考えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。幼稚園時期からの明確な教育方針に始まり、小学校や中学校で学ぶことは、私たち大人がこれまで学んできたような教育方法から少しずつ変わっていきます。これからの時代、子供たちが新たな学習により専念できるよう、教育改革でどう変わっていくのかを捉え、教育をサポートできるようになることが親に求められてくるのではないでしょうか。