【中学生のお小遣い】子供が身につけたいこと
中学生にお小遣いをあげるときは、子供に身につけてほしいことがあります。これは一朝一夕で身につくものではないので、タイミングに合わせて親から教えることが必要です。ここでは特に子供が身につけたいことを2つご紹介します。
金銭感覚
金銭感覚は、生まれつき持っているものではなく、生活の中で培われていくものです。
- 決まった金額の中でやりくりをする
- お金の貸し借りはしない
- 何もせずにお金がもらえるということはない
など、家庭での教育が必須になります。ある程度のお小遣いをあげるタイミングで、家族でお金についての話をしましょう。お金に対する考え方や常識など、子供は知らないことがたくさんあります。実際に自分でお金を手にしたときに困らないよう、最低限の金銭感覚を身につけさせたいものです。
家族への感謝
お金は何らかの労働対価として支払われるものです。黙っていてもお金が入ってくるということはありません。自分がもらっているお小遣いは、親が一生懸命働いて得たお金を自分に与えてくれたという意識を持てるようにしたいものです。お金は無尽蔵にあるわけではありません。親が節約したり、必死でやりくりをしながら家計を支えているのです。
自分がお小遣いを貰えるのは、そうした家族の働きがあってこそという仕組みを教えてあげてください。
【まとめ】中学生のお小遣いは目的意識が大切
中学生になると、ほしいものがたくさん出てきます。お小遣いをあげるときには、まず目的意識を持つように子供と話し合いをしましょう。お小遣いが足りないときは目標額まで貯めること、労働対価でのお小遣いがほしければそれなりの働きをすることなど、お小遣いのあげ方によってその目的はさまざまです。
将来お金に関するトラブルに巻き込まれないようにするために、金銭感覚や目的意識を身につけることはとても重要です。ぜひ家族で一緒に考え、各家庭に合った方法を探してみてください。
cocoiroでは小学生、高校生のお小遣い事情についても解説しています。兄弟のいる方や子供が大きくなったときの参考にしてください。
参考
「子どものお小遣い」に関する調査結果|株式会社ドゥ・ハウス
「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」|東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究
中学生のお小遣い金額の相場・金銭感覚が身に付く渡し方|ママリナ
小学生・中学生の平均お小遣い金額とは?教育学を学んだ母のお小遣いの決め方|ノマド的節約術