子供にゲームをやらせるときの注意点
長時間のゲームは子供の発育に影響を与える
双六のみに限らず、ゲームをどの程度子供にさせて良いものか、悩んでしまうという親は多いのではないでしょうか。子供は、友達がゲームで遊んでいたりすると「自分もやりたい!」と思うのが普通なので、まったくさせないようにするのは難しいでしょう。
子供にゲームをさせるときの注意点としてまず挙げられることが、長時間ゲームをさせないということです。長時間ゲームばかりすることは子供の発育に影響を与えると言われます。
特に、長時間のゲームは脳の認識機能に関わる領域に影響を与え、長期的に見ると言語知能の低下を招くという研究結果が出ています。ほかにも、長時間ゲームをすることで脳が興奮状態になり睡眠の質が下がったり、リアルな場での人とのコミュニケーション能力が低下する、といった点も心配されています。
また、ゲーム時間が多くなることで、体を動かす遊びが減少するという心配もあります。特に幼児期には、体を使ってしっかり遊ぶことや本を読んだりする時間を持つことが成長する上で重要です。ゲームをする時間が長時間にならないように、親が気をつける必要があります。
ゲームはルールを決めてからさせることが大切
子供にゲームをさせるときは、ルールを決めることが大切です。例えば、「ゲームは1日1時間まで」というように決めて、それ以上の時間ゲームをした場合は、翌日のゲーム時間を今日のゲームの時間に充てたとみなし、「翌日のゲームの時間はなし」などのように調整しましょう。
このようにルールを決めることで、幼いころから自分のスケジュールを管理する能力も育ちます。子供がゲームをしたがっているのにゲームは一切禁止としてしまうと、子供の好奇心や欲求を奪ってしまうことになります。
子供のやりたいことをさせてあげながら、発育に影響がない範囲にとどめておけるように促してあげることが大切です。
終わりに
双六は子供の学習能力を高めることができる遊びの1つです。紹介したような効果を楽しみながら得られるので、子供の遊び道具の1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、双六には手軽に遊べるアプリや昔ながらのボードゲームなど、さまざまな形態があります。遊ぶ状況に合わせて選んでみましょう。正月などのだんらん時にも双六を活用して、コミュニケーションのきっかけにしてみると良いでしょう。
参考
長時間ゲームは子どもの言語機能に影響も|日経DUAL
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