家庭訪問の流れは?どのような話をする?
家庭訪問はどのような流れで行われるのでしょうか? また、どのような話をするのでしょうか? 家庭訪問の流れと内容についてご紹介します。
部屋に上がらず玄関先で話すこともある
家庭訪問は先生を居間に通し、着座で話をするイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、最近では玄関先で済ませる家庭訪問もあるのです。
ご紹介したベネッセ教育情報サイトによる同調査では、「家庭訪問での面談はどこで行いましたか?(複数回答)」という項目についても調査しています。回答の結果は以下のようになっています。
家庭訪問での面談はどこで行いましたか?(複数回答)
(引用元:家庭訪問の季節 先生を迎えるための準備は?|ベネッセ教育情報サイト)
「居間・リビング」で行ったという回答と「玄関先」で行ったという回答が、ほぼ同率となっていることが分かります。時間の短縮、負担の軽減、プライバシーの保護などの観点から玄関先での家庭訪問も多くなっていると考えられます。
【学年別】家庭訪問の内容!どんな話をする?
家庭訪問ではどのような話をするべきでしょうか? 今回は、学年別に話す内容をご紹介します。
小学校低学年:学校の話を家族にしているか
小学校低学年の場合は学校での子供の様子とともに、家庭での子供のようすについても聞かれるでしょう。
柏市の公式ホームページでは、小学校低学年の家庭訪問の内容について、保護者が話すべき内容を以下のように記述しています。
小学校低学年でいえば、学校の様子を家でどのように話しているか(楽しんでいるか、嫌がっているか)、また、家での学習の様子や、放課後の交友関係などを話すとよいでしょう。
(引用元:36時間目「家庭訪問って、何を話したらよい?」|柏市ホームページ)
小学校低学年のうちは、学校での出来事を家族に話す子供も多いでしょう。学校の話を家庭でしているかどうか、している場合はどんな話をしているかを先生に伝えてあげるといいでしょう。
小学校高学年:学校のイベントでの留意点など
柏市の公式ホームページでは、小学校高学年の家庭訪問の内容について以下のように記述しています。
小学校高学年でいえば、林間学校や修学旅行のなどの宿泊学習がありますので、宿泊上で配慮してほしいことは、必ずこの段階で伝えておきましょう。
(引用元:36時間目「家庭訪問って、何を話したらよい?」|柏市ホームページ)
小学校高学年になると、学外の活動も多くなっていきます。宿泊をともなう活動の場合は、我が子の面倒をその期間ずっと先生へお任せすることになります。
定期面談などは子供が同席していることも多く、先生に話しづらいこともあるかもしれません。子供の様子で注意してほしいことがある場合は、家庭訪問の機会を利用して先生に伝えてみるといいでしょう。
中学校:高校受験についての考えや成績について
中学生の家庭訪問の内容については、柏市の公式ホームページで以下のように記述されています。
中学校では、高校進学がありますので、受験について(進学するのかしないのか、希望校はあるのか、など)を話しておくとよいでしょう。
(引用元:36時間目「家庭訪問って、何を話したらよい?」|柏市ホームページ)
特に中学1年生の場合は、子供自身の志望校がまだ不明確なこともあります。まずは親としての意見を伝えておくことで、その後の面談時には志望校を意識した成績の現状について話してもらえるでしょう。